このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
重役にその人を得る
(解説)しかるに社会の実際に徹すれば、会社において無くてもよいはずの秘密があったり、有るべからざるところに私事の行われるのはいかなる理由であろうか。余はこれを重役にその人を得ざるの結果と断定する。しからばこの禍根は、重役に適任者を得さえすれば自ら絶滅するものである。
(参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会