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耳より情報

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

  • 2026年9月13日

No.1041 めざすものは人格を創ること(西郷隆盛) 

  1.人生において「めざすものを持つ」ことは大事である。めざすものを持たないと、人生の万変(ばんぺん)に振り回され、自分を見失うからである。歴史に名を残した人は皆、めざすものを持って人生を歩んでいたことが、その残した言葉からわかる。  2.幕末の大儒、佐藤一斎はこんな言葉を残している。「凡(およ)そ事を作(な)すには、須(すべから)く天に事(つか)うるの心あるを要す」。大事を […]

  • 2026年9月11日

No.1040 欧米では当たり前、CLOとGC 

  1.最高法務責任者(CLO)やゼネラルカウンセル(GC、法務担当役員)を置く動きが広がり始めた。海外M&A(合併・買収)や経済安全保障など企業が直面する法的リスクが増大しているためだ。混沌とする世界で事前にリスクを分析し、成長を後押しする「攻め」の姿勢が求められている。人工知能(AI)を活用した新ビジネスの現場では法的思考が事業の羅針盤となる。法務機能の強さが企業の競争力を左右する「 […]

  • 2026年9月9日

No.1039 ファミリー企業の活性化こそ成長の呼び水    柳川範之(東京大学大学院教授)

  1. 日本経済の成長戦略において、先端技術を扱う大企業の研究開発や生産性向上が大事なことは間違いない。だが、日本全体の成長を考えた場合、ファミリー企業の活性化も実は欠かせない。なぜならば、地方の中小企業のほうが日本全体では圧倒的に数が多く、そのうちのかなりの割合がファミリー企業だからだ。  2. 実際、日本のファミリー企業が優れた特長を持っていることも知られている。例えば、 […]

  • 2026年9月7日

No.1038 古典に学ぶ 苦しさは五感とつながっている 

  1. 「からい」と、「つらい」の字は、同じ「辛い」と書く。「にがい」と、「くるしい」の字は、同じ「苦(し)い」と書く。感覚と感情がつながっていくのは、当たり前のことだけれど。  2. つらい、くるしい、そんなすべての思いは、五感からやってくる。  (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__ 

  • 2026年9月5日

No.1037 転勤という雇用慣行は持続可能か考える機会だ   川本裕子(人事院総裁) 

  1.日本型雇用システムの特徴の一つに「転勤」がある。国内外にビジネスを広げる企業であれば、業務の必要性に応じた転勤は雇用の保障の下、人事慣行として戦後長らく受け入れられてきた。他方で英語には、「転勤族」や「単身赴任」をぴったり表す言葉がない。公募制や同意が人事の前提となる国も多く、転勤への考え方は日本とは違う。  2. その転勤制度が大きな転機を迎えている。転勤は働き手の生 […]

  • 2026年9月3日

No.1036 最初の動機が純粋で利他であれば速やかに成就する   宮本祖豊(比叡山延暦寺観明院住職) 

  1. 私の師匠は堀澤祖門老師、97 歳の現在も過去を振り返らず常に前を向いて、いまを真剣に生きておられる。師匠にそこまで真摯(しんし)に何十年も向き合い続けるのはなぜかと聞いたところ、次のように説き諭(さと)してくれました。  2. 「1 年やったくらいで成果が出るものではない。10年単位でもってようやく一歩成長する。しかも、単に漠然とやるだけではダメで、自分の人生のすべてを懸ける位 […]

  • 2026年9月1日

No.1035 政府に先行して地方の過疎化対策に取り組む(松下幸之助) 

  1. 日本の国民総生産(GNP)が西ドイツを抜き、アメリカに次ぐ2 位となった1968 年、松下電器は創業50 周年を迎えました。それを記念する式典が5 月、同社の体育館に7千名以上が参集し、盛大に催されます。幸之助は挨拶の最後に、「これから本当の活動が始まる」と発言。松下電器は多くの人と資本を擁する会社に発展したのだから、自社の利益 […]

  • 2026年8月31日

No.1034 古典に学ぶ   時に限りがあることを知る

  1.自分のものだと思うからついつい乱暴に扱ってしまうが、借りものであれば、もう少し身体に優しくしたい。  2.どんなに優しくても、肉体はある時期から衰えはじめ、私たちに死をつきつける。肉体があるからこそ時に限りがあることを知る。 (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__ 

  • 2026年8月29日

No.1033 経営陣が全社員に謝罪(しまむら) 

  1.「我々経営陣が方針を間違えた」。危機の真っただ中、20年2月に社長に就任した鈴木誠氏(現会長)は就任直後、全社員に頭を下げた。責任は経営方針にあり、トップが一度区切りをつける必要があると考えた。そして、「種類の豊富さ」と「宝探しのような購買体験」こそが顧客価値だと再定義した。  2.「しまむらは1日に数店舗回る。古着を探すみたいに、人と被(かぶ)らない掘り出し物をみつけ […]

  • 2026年8月27日

No.1032 リーダーのAI活用法(トップが試行錯誤する)   辻庸介(マネーフォワード社⾧兼グループCEO) 

  1.社長自身が積極的にAIを活用するのは危機感だと思う。原体験としてインターネットが出てきてネット証券が伸び、次にスマートフォンが出てきてマネーフォワードも伸びた。このようにテクノロジープラットフォームが変わる瞬間や、逆にダメになった会社もいっぱい見てきた。これらの経験をしてきたからこそ、今回のAIに乗り遅れたら本当に取り返しのつかないことになると実感している。  2.&n […]

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