このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
オーラの形成過程 瀧澤中(作家・政治史研究家)
1.私の父はいまから8年前、最期はホスピスに入って逝きました。その時ホスピスの施設長の方が、「亡くなっていく方との別れ、悲しみを受け入れて仕事を続けていくためには、日頃からよい本を読んだり、先人に学んだりして幅広い教養を身につけておくことが大事だ」とおっしゃっていて、教養にはそういう力があるのだと改めて感銘を受けました。
2.また、人を惹きつけるもの、オーラというものは、「立派な人になりたい」と純粋な思いで努力し続ける人だから持てる。そういうひたむきさが自然とその人の雰囲気、オーラとなって周囲に伝わっていくのじゃないかと思います。
(参考:「致知」:2021年11月号)