このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
古典に学ぶ 「悟り開くことが大切」(お釈迦様)
1.そもそも仏教は、2600 年ほど前、インドに生まれたお釈迦様(ブッダ)によって開かれました。お釈迦様は、「苦しい人生を生きるには、執着や欲などの煩悩(ぼんのう)を捨て、悟りを開くことが大切だ」と説き、心穏やかに生きるための知恵を人々に伝えました。
2.お釈迦様が亡くなったあと、教えを受け継いだ僧たちがそれぞれに悟りを開くためのアプローチを見出し、 各自の宗派を興します。密教も、その流れの中で7 世紀末頃にインドに生まれ、中国に伝わりました。
(参考:名取芳男監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社