このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
古典に学ぶ 永遠の中に、自分の命がある
1. 私たちがこの世で周囲に与えた影響も確実に継承されていきます。家族や友人に何気なくかけた言葉、身近な人にさりげなくしてあげた親切、精魂を傾けた仕事…。
2. たとえ、ささやかであったとしても、日常の行為は周りに与える影響も及ぼします。そして、それは「大生命」となって私たちがこの世を去ったあとも続きます。永遠の中に、自分の命がある。そう考えると、今の悩みや心配事が小さく見えてくるはずです。
(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社__