このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
古典に学ぶ 自分がひとつの宇宙
1.そのような神秘の宝庫である私たちの体は、偉大な小宇宙であり、自然そのもの。そして、宇宙の働きそのものであるということが、腑(ふ)に落ちるのではないでしょうか。
2.空海も、おそらく自分自身の中に宇宙を感じ、自然を感じたはずです。その感性が、彼を悟りへと導いたに違いありません。時々でいいのです。自分がひとつの宇宙であると考えてみましょう。
(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社