IT人材獲得合戦苛烈 

1.慢性的な人手不足が叫ばれるIT業界。DXを推進できるコンサルティング人材の獲得競争が厳しさを増している。一方、50才以上で難しい案件をさばけるベテランの需要も急増中だ。NECは、戦略コンサルティング人材を強化。社内研修や外部人材の登用により、2025年度に2024年度比300人増の1000人にする計画。うち200人はAI人材とする予定だ。 

2.富士通はコンサルティングスキルを有する人材を、25年度までに現状の2000人から1万人に増員する。ビジネスコンサルタントを600人から3000人に、テクノロジーコンサルタントを1400人から7000人に拡大する。リスキリングで6000人、採用で3000人、企業買収で1000人を充当する予定。日立製作所は買収した米グローバルロジックや、子会社の日立コンサルティングでコンサル機能を強化している。

(参考:「週刊ダイヤモンド」2024 年9 月28 日号) 

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