- 2024年10月3日
円安による二極化逆転 木内 登英 (野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミスト)
1.現在、日本経済は二極化状態にある。グローバル企業を中心に企業の収益環境は良好だ。それを映して、株式市場も概して堅調である。他方、個人消費はかなり弱い状況にある。この二極化をもたらしている大きな要因が円安だ。円安はグローバル企業の収益を改善させ、株価を押し上げる。 2.また、円安による物価上昇観測は実質金利を押し下げ、株高やさらなる円安を促す。他方、円安による物価高懸念は、賃金上昇傾 […]