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耳より情報

  • 2022年5月13日

耳より情報2022年5月 No.211

ENEOS和歌山製油所の閉鎖(和歌山県有田市の生産の9割消失) 1.和歌山県有田市。人口3万人弱の地方都市が揺れている。市を支えてきた基幹産業の拠点であるENEOSホールディングスの和歌山製油所が、2023年10月をメドに閉鎖されることが決まったからだ。和歌山製油所の20年の製造品出荷額は約4700億円だった。県工業統計によると、有田市全体では5178億円だ。つまり、和歌山製油所は有田市の製造品出 […]

  • 2022年5月11日

耳より情報2022年5月 No.210

オフィスはどう変化していくのか 稲水伸行(東京大学大学院准教授) 1.在宅では、自分で仕事の管理をしながら働く必要があるので、仕事に対する自律性の意識が高くなり、「やらされ感」が少なくなって、仕事に対するポジティブな感覚が生まれたという良い面があります。一方で、テレワークの頻度が高過ぎると、メンタルや健康上の問題が発生するという悪い面もあります。特にコミュニケーションの面では、雑談が減って、ちょっ […]

  • 2022年5月9日

耳より情報2022年5月 No.209

裸の王様を生み出す組織の政治性 三枝匡(ミスミグループ本社名誉会長) 1.「組織の政治性」について考えたい。政治性の強い人は狡猾(こうかつ)である。経営者と真正面から議論することを避け、曖昧(あいまい)なまま妥協して引き下がりながら、仲間内では反対意見を垂れ流す。「面従腹背」は対立を避けて自分を守る手法だから、人間関係を長持ちさせる。そのステルス(隠密)性のおかげで、その人は昇進を続けたり、役員に […]

  • 2022年5月7日

耳より情報2022年5月 No.208

競争もいろいろある (解説)由来競争は何事にも伴うもので、その最も激烈を極むるものは競馬とか、競漕(きょうそう)という場合である。その他朝起きるにも競争がある。読書するにも競争がある。また徳の高い人が徳の低い人から尊重されるにも、それぞれ競争がある。けれどもこれら後の方のものにおいては、あまり激烈なものは認めない。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会

  • 2022年5月5日

耳より情報2022年5月 No.207

突然現れた危機という感覚の罠(わな) 井上達彦(早稲田大学商学学術院教授) 1.2月下旬以降、世界を震撼させているロシアのウクライナ侵攻。多くの経営者は想定外の出来事として受け止めたようだ。それでは、経営者はどうのように対処すればいいのか。そのヒントは危機の認識の仕方にある。企業経営を左右する外部要因というのは突如として降ってくるわけではなく、その兆候がある。一つひとつの出来事は「点」に見えても、 […]

  • 2022年5月3日

耳より情報2022年5月 No.206

誰よりも努力する者でないと上に立ってはならない 辰巳満次郎(能楽師) 1.師として一番大事なことは、弟子たちに絶対追い越されないことです。いくらぶつかっても登れないような大きな壁になって立ちはだかること。師がそういう存在であり続けなければ、後に続く者のクオリティがどんどん下がってしまいます。能がいくら千年、二千年続こうが、中身が大したことなければ話になりません。自分が常に先頭に立って厳しい姿を見せ […]

  • 2022年5月1日

耳より情報2022年5月 No.205

顧客から欲しいと言われる前に、潜在的ニーズを満たす商品を出せるかどうか 滝崎武光(キーエンス創業者・取締役名誉会長、2003年「日経ビジネス」で語る) 1.キーエンスの営業の特徴は、1974年の設立時から一貫する直販体制だ。この点について滝崎氏は「付加価値の高い商品を作ることを追求してきましたが、カタログだけでは当社の商品の良さは分かってもらえない。商社に頼んでも開発者の意図を正確に顧客に伝えなら […]

  • 2022年4月30日

耳より情報2022年4月 No.204

商業道徳の退歩 (解説)世人ややもすれば、維新以後における商業道徳は、文化の進歩に伴わずしてかえって衰えたと言う。維新以来物質文明が急激なる発達をしたるに反し、道徳の進歩がそれに伴わなかったので、世人はこの不釣合の現象に著しく注目して、商業道徳退歩というのである。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会

  • 2022年4月29日

耳より情報2022年4月 No.203

非財務情報の開示度合いが企業を左右する 1.1月3日、米IT大手アップルの時価総額が3兆ドル(約340兆円)の大台を突破した。アップルの時価総額のうち、株主資本(株主が払い込んだお金と、これまでの利益の蓄積。総資産と総負債の差額)で説明できる部分はわずか2%しかない。残りの98%、320兆円以上の価値は決算書類のどこにも載っていないのだ。近年、時価総額のうち株主資本以外の部分は「非財務資本」(時価 […]

  • 2022年4月27日

耳より情報2022年4月 No.202

学を廃すべからず(佐藤一斎) 1.禅の高僧・松原泰道氏は言う。「佐藤一斎が『言志晩録』の中で、例え視力や聴力が落ちても、見える限り、聴こえる限り、学を廃すべらず、と言っている。私も老いてきましたが、この言葉を糧として死ぬ間際まで読むこと、書くこと、話すことは続けていきたい」。2.安岡正篤師の高弟・伊與田覺(いよださとる)氏は言う。「東洋の老いは人間完成に向けた熟成期なのです。年を取るほど立派になり […]

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