このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
コロナ禍で激変の富裕層
1.渋谷や六本木など都心のタワーマンションが飛ぶように売れている。また、テレワークの普及もあって、高級別荘を購入して移住する人も増えている。人気の別荘地である長野県軽井沢町では、幼小中一貫校が設立されたことと相まって、転入による人口増加が全国の町村でナンバーワンとなったほどだ。ただ、クルーザーやプライベートジェットといった「ザ・富裕層」的な商品には興味がない人が多いという。
2.30代〜40代の若い富裕層の多くは、見えを張ることに興味がない。その代わり、経営者仲間などと将来成功しそうなベンチャー企業などの情報を交換し、応援の意味も込めて未上場株に投資しているという。
(参考:「週刊東洋経済」:2022年1月8日号)