耳より情報2022年5月 No.219

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

引き継ぎ役は「サーチャー」

1.事業承継を巡っては「サーチファンド」という後継者探しと、投資リターンの両立を図る手法も広がり始めた。後継者がいない中小企業の経営をサーチャーと呼ぶ外部人材が引き継ぎ、株式をファンドが買い取る。サーチャーが経営者となって収益力を高めた5〜7年後に、ファンドは株式を売却して収益を上げる。
2.1980年代に米国に誕生した手法で、サーチャーはビジネススクール卒業生のキャリアとして根付いた。日本での事業の先陣を切ったのが、サーチャー支援・育成のジャパン・サーチファンド・アクセラレーター(JaSFA、東京・中央)だ。外資系コンサルティング会社出身の嶋津紀子氏が2018年に立ち上げた。「地方を中心とした後継者不足という社会課題を、ファンドを通じて解決する点に魅力を感じた」と嶋津氏は話す。

(参考:「日経ビジネス」2022年3月14日号)

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