耳より情報2022年6月 No.230

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

祈りと感謝は一体で、徳が備わる 山本行恭(椿大神社宮司)

1.コロナ禍によって時代は大きく変わりました。その中でプラスの面の例を一つ挙げると、それまで仕事ばかりで家庭を顧(かえり)みなかったけれども、コロナ禍によって家族と過ごす時間が増え、より人間らしい生活が営めるようになった方もいらっしゃるでしょう。
2.するとそこに感謝が生まれると思います。「今日一日、無事に過ごせてよかった」「明日も素晴らしい日になりますように」と。祈りと感謝は一体で、それをずっと続けていくと徳が備わる。有徳の人のもとには周囲から人が集まってきて地域が栄えていく。そういう連鎖をどんどん起こしていけば、先細りの日本や世界が逆に大きく伸びていくチャンスになると捉えています。

(参考:「致知」2022年6月号)

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