耳より情報2022年7月 No.250

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

スーパー誕生70年、大転換期に

1.大きな流れで見ると、今はスーパーマーケット業態が成立して初めての転換期にある。理由は人口減少に加え、コンビニエンスストア、ドラッグストアとの競合激化が挙げられる。スーパーの市場規模(15兆円)に対し、コンビニはその8割(12兆円)、ドラッグストアは5割(7兆円)まで近づいた。しかもコンビニの販売額の6割、ドラッグの3割が食品で占められており、業態の垣根は急速に崩れている。
2.ネット企業の存在感も増す。17年にアマゾンジャパン(東京・目黒)が、生鮮品を配送する「Amazonフレッシュ」を始めた。暮らしに欠かせない食品の関連市場に多様な企業が参入する。生き残るために大手は規模拡大を追及している。中堅中小スーパーは独自の価値をつくり上げる必要に迫られている。

(参考:「日経ビジネス」2022年4月18日号)

>NPO法人マザーズドリームでは、いつでも寄付を受け付けています

NPO法人マザーズドリームでは、いつでも寄付を受け付けています

NPO法人マザーズドリームの活動にご協力ください。