このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
異端経営者は人と違う道を歩んできた
1.多くの大企業から「変革を担う人材が社内にはいない」という声が上げる。これまで日本の企業は変化を起こそうとする「異端児」の芽を摘み取り、「出るくい社員」をたたきのめし、あえて凡人の集団にしてきたのではないのか。現在、数は少ないが、かつて「異端者」と呼ばれた「異端者経営者」が少しづつ出てきている。 混迷の時代を切り開くはぐれ者トップだ。 2.彼らに共通するのは、人と違う道を歩んできたのだ。それは「異端者の成長 3 種類」と呼ばれるものだ。(1) 山ごもり型…常識が異なる世界に飛び込みビジネスの在り方を捉え直す。(2)急がば回れ型…傍流にもまれることでかえって成長速度が速まるケース。(3)脇道まっしぐら型…出世を気にせず興味の赴くままに 突き進めば異能が育つ。
参考:「日経ビジネス」2022 年 7 月 25 日号)