このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
古典に学ぶ 心がざわつく時は、相手から学ぶ時
1.心をざわつかせる言動に出会った時、「あのようにはなるまい」と考えてみましょう。あるいは、「この人には、そうせざるを得ないこの人なりの事情がある」と思いを巡らせてみましょう。
2.最初は、その視点を持つだけでOKです。それだけで、恵眼をもって相手を観ているといえます。そしてその時、相手はあなたの心を磨き、成長させる「親」になっているのです。
(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社