このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
どうすれば部下は育つか「(まなざし)」
1.つらく苦しい経験にさらされる中、部下がそこに成長の糧を見いだす「まなざし」を持ち続けるのは、
自分一人の力だけでは難しい。「こんなつらいことに意味があるのか」という内なるつぶやきが聞こえてきたときこそ、前向きな「まなざし」を持ち続けられるように意義と自信を示してくれる上司の存在が必要となる。
2.上司が「逆境に立ち向かうことの意義」と「逆境を克服できる自信」を示すことで、部下の「まなざし」
を好ましい方向へと変えることが分かっている。その意味で逆境で成長できるかどうかは上司にかかっている。部下の成長にとって上司の果たす役割りはそれだけ大きい。
(参考:「日経ビジネス」2023 年3 月6 日号)