このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
古典に学ぶ 自分なりに動いてみる
1.そう考えれば、逆境や不運に見舞われても右往左往することはなく、希望を持ち続けられるでしょう。ただし、この言葉を気休めにして、雲が晴れるのをジッと待っているだけでは事態は変わりません。
2.仏教では、現実をしっかり見て行動することが大切だと考えます。問題なのは、今降っている雨であり、太陽や月を覆っている雲です。これらに対処すべく自分なりに動いてみることが重要です。
(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社