このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
古典に学ぶ 命は未来永劫(えいごう)続いていく
1. 無限の過去からつながり、無限の未来につながっていく永遠の中に、自分の命はある。だから、私たちは生まれることもなければ死ぬこともない、大きな命として流れ続けるのだ、と空海は説いているのです。なんと壮大な話なので、今ひとつピンとこないかもしれませんが、こう考えてみて下さい。
2. 私たちの中には、何千、何万というご先祖様の命が息づいています。肉体は消えても命は脈々と受け継がれ、未来永劫(えいごう)、続いているのです。
(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社__