自動車ディーラーに異業種が続々参入 

1.2023 年11 月、仙台市に本社を置き、三菱自動車を扱うディーラー、東北自動車販売が倒産した。最盛期には宮城県内で三菱自動車系列店を10 店舗以上展開したが、三菱自動車の燃料改ざん問題で経営は暗転した。不採算店舗閉鎖に伴う特別損失の計上や販売不振が続いたことで資金繰りが悪化。設立から69 年でその歴史に幕を閉じた。こうしたディーラーの経営悪化は全国に広がっている。 

2.一方で逆風が吹く中、果敢にディーラー事業に参入する企業が目立ってきている。象徴的なのが、家電量販店「ヤマダデンキ」を全国で展開するヤマダホールディングス(HD)だ。今回ヤマダが始めたのは、EV と住宅とのセット販売だ。セット販売の強みは、クルマの購入費を低金利の住宅ローンに組み込める点にある。オートパックスセブンは、独BMW や独アウディの販売に加え、EV(BYD)販売に参入する。 

(参考:「週刊ダイヤモンド」2024 年3 月16 日号) 

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