古典に学ぶ    イライラを、上手に抑えていくことが大切 

1.そうやって見てみると、相手の「都合」が理解できます。また、相手から見た自分の「都合」もわかります。その時はもう、相手に怒りをぶつける気にはなれないでしょう。 

2.仏教では、人間の煩悩には貪り、怒り・憎しみ、迷い・愚かさの「三毒」があると考えます。しかし、どんなに修行を積んでも、生きている限り三毒は生まれ続きます。三毒を否定するのではなく、上手に抑えていくことが大切です。  

(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社 

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