古典に学ぶ    ありのままの自分とは仏性のこと 

1. ただし、これは、我を通すことではありません。ここでいう「ありのままの自分」とは、私たちの中にある仏様と同じ性質、仏性(ぶっしょう)のことです。 

2. 私たちは、仏性を持っているにもかかわらず、欲や怒りや迷いなどの煩悩(ぼんのう)でそれを覆ったままでいます。しかし、いつまでも仏性を覆っていると、「苦」という地獄の中で生きなければなりません。

(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社 

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