セブンが減収減益で「独り負け」 

1. コンビニエンス業界は、2024 年3~5 月期に最大手のセブンーイレブンだけが減収減益となった。なぜ、セブン「独り負け」となったのか。24 年3~5 月期は、ローソンの全店平均日販は前年同期から2 万2000 円増の55 万9000 円と過去最高額だ。ファミマは同前期比7000 円増の54 万8000 円。一方、セブンは同67万9000 円と3000 円減となった。収益はさらに厳しく「減収減益」となった。 

2.先発のセブンはファミマやローソンに先駆けて、地方での店舗数を拡大してきた。減収減益の一つの要因として、首都圏から離れた地方エリアの「地盤沈下」が考えられる。セブンはこれまで高めの価格設定が地方の客足を遠ざけた。また、後発のファミマがオフィスなどへの出店を強化してきたのに対し、セブンは酒店や小売店の経営者がオーナーになっているケースが多い。 

(参考:「週刊ダイヤモンド」2024 年8 月10 日・17 日号) 

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