博士号取得者数異例の減少傾向 

1.生成AIなどの技術革新が世界を変えようとしている今、イノベーションを支えるのは高度で専門知識を持つ人材だ。その対象となる指標の一つが博士号取得者数だ。主要国では、インターネットが普及した2000 年以降、博士号取得者数が大幅に増加している。トップの英国が人口100 万人当たり340 人、ドイツが同338 人、韓国が同317 人、米国が285 人と続き、韓国と米国は倍増の勢いだ。 

2.ところが、日本の博士号取得者数は増えるどころか減少傾向が続いている。日本は同123 人と、諸外国に大きく後塵(こうじん)を拝している状況だ。わが国は01 年の℮ ―Jаpan 戦略で5 年以内に世界最先端のIТ国家になると宣言していた。しかし、それを支える専門人材の育成をおろそかにし、現在に至っている。 

(参考:「週刊ダイヤモンド」2024 年8 月10 日・17 日号) 

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