地方企業、首都回避して海外進出

1.大手チェーンがしのぎを削り、激しい競争を繰り広げる首都圏には進出せず、一足飛びに海外に活路を見いだす地方企業もある。1946年創業で、和風とんこつラーメン店「スガキヤ」を展開するスガキコシステムズ(名古屋市)は、東海、関西地方にラーメン店約250店を展開する。同社は2018年、経済成長するインドネシアに進出し今では6店舗を展開している。スガキヤは過去、関東に進出したことがある。だが、家賃の高さがネックだった。 

2.一方、千葉県君津市を中心に活魚スーパー「富分」を4店舗展開する富分(千葉県君津市)は、ベトナムにスーパーなど6店を展開している。ベトナムの技能実習生5人を受け入れたことがきっかけとなり、18年に実習生が帰国するのを機にベトナム・ハノイへ進出した。その際、富分でノウハウを学んだ実習生に現地店舗の運営を任せた。現地で働く日本人から人気だ。 

(参考:「日経ビジネス」2024 年9 月30 日号) 

>NPO法人マザーズドリームでは、いつでも寄付を受け付けています

NPO法人マザーズドリームでは、いつでも寄付を受け付けています

NPO法人マザーズドリームの活動にご協力ください。