No.737「若者よ、自らの知識を耕し、SNSに向き合おう」    片野坂真哉(ANAホールディングス取締役会長) 

1.勉強して知識を持つべきだ。その方法の一つとして読書の習慣を身に付けることは非常に有効だ。重要なのは「ジョージ・ワシントンの桜の木」「野口英世の黄熱病」など、数々の名著を読み重ねることで、新しくより正しい事実がもたらされる。要は、「耕し続けること」が重要だ。 

2.若者に3つ伝えたい。まず、できるだけ正しい知識を持つこと。勉強や読書を繰り返し、正しい知識に近づける努力を続けることが重要だ。次に自分のポジションを持つこと。知識をもとに「自分はこっちがいい」「この意見には反対」など、ポリシーを持つべきだ。少数の意見であっても自分が正しいと思えば反対意見を堂々と言えることが大切だ。最後に正しい情報を見分ける判断力を持つこと。ニュースを見た際も「本当に正しいのか」と疑問を持つべきだ。目先の情報に踊らされることなく、自らの正しい判断力でSNSに向き合おう。

(参考:「日経ビジネス」2024年12月23日号) 

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