
1.「加持祈祷(かじきとう)」という言葉がある。空海は、その加持の本質を、次のように記しています。加持とは「天地の力や仏の力に、人々の信じる心が感応して起こるもの」である、と。
2,彼は、加持を「月と水面」になぞらえて、月光が「加」であり、その光を映す水面が「持」であると説きました。つまり加持とは、仏の力(月光)が、私たちの心(水面)に映し出されて成立する状態だということです。
(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社__
1.「加持祈祷(かじきとう)」という言葉がある。空海は、その加持の本質を、次のように記しています。加持とは「天地の力や仏の力に、人々の信じる心が感応して起こるもの」である、と。
2,彼は、加持を「月と水面」になぞらえて、月光が「加」であり、その光を映す水面が「持」であると説きました。つまり加持とは、仏の力(月光)が、私たちの心(水面)に映し出されて成立する状態だということです。
(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社__