No.927 若手が仕事や職場に求めるものは「成長実感」    川本裕子(人事院総裁) 

 

 

1. 日本の若手が仕事や職場に求めるものは何かと問われれば、最近のキーワードは「成長実感」だ。そこで若者たちがイメージするのは専門的知識、スキルといった言葉だろう。他方、日本の組織ではマネジメントを学ぶ機会の不足、リーダーシップ教育を実施する時期の遅さ、研修の価値が軽く考えられる傾向がある。 

2. メンバーが自分のイニシアティブで良いアイデアを練り、果敢にチャレンジができるようになればチームは強くなる。そのためには悪い情報でもすぐに共有し、率直に意見を言える心理的安全性の提供や、リスクを取る勇気ある行動を評価する目配りなどでリーダーが決定的な役割を果たすべきだ。 

3. では、リーダーにはどんな資質が必要なのだろうか。まずはビジョンだ。広い視野を確保し、人との交流や読書を通じて日頃から考え抜く努力が求められる。次にインテグリティー(高潔さ)だ。常に誠実に行動し、嘘はつかずズルも絶対にしない。どのメンバーにも公平に対応する必要がある。こうした資質は若い頃から養うべきで、リベラルアーツを幅広く学ぶことも有効だろう。

 (参考:「日経ビジネス」2025 年11 月10 日号) 

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