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耳より情報

  • 2024年5月17日

イノベーションと組織文化  オファー・ミンツ(オーストラリア・シドニー工科大学准教授)エリック・ナイト(オーストラリア・マッコーリー大学経営大学院教授) 

1.オファーミンツ氏とエリック・ナイト氏という2 人の経営学者がこのほど、学際的な学問的な背景のもと米シリコンバレーと米シアトルを視察した。そして業界全体を変えるようなイノベーションを生み出すために企業が活用すべき6 つの原則をまとめた。それは①リスクへの意欲②脱・現状維持③より良い世界の展望④リーダーの組み合わせ⑤脱・社内政治⑥望ましい世界のイメージ、の6つである。  2.企業の生命線 […]

  • 2024年5月15日

古典に学ぶ  相手のために行動する 

1.まず、人の利益になることを考えて行動する。これが利他の精神ですが、実は、そのほうが自分自身にとって楽であり、また物事もスムーズに進むのです。  2.あなたも、自分のために何かをやるよりも、相手のために行動するほうが身軽に動けると感じたことはないでしょうか。たとえば、大事な家族や友人、仕事相手のために何かしてあげる時は、モチベーションが上がるものです。   (参考: […]

  • 2024年5月13日

自動車ディーラーに異業種が続々参入 

1.2023 年11 月、仙台市に本社を置き、三菱自動車を扱うディーラー、東北自動車販売が倒産した。最盛期には宮城県内で三菱自動車系列店を10 店舗以上展開したが、三菱自動車の燃料改ざん問題で経営は暗転した。不採算店舗閉鎖に伴う特別損失の計上や販売不振が続いたことで資金繰りが悪化。設立から69 年でその歴史に幕を閉じた。こうしたディーラーの経営悪化は全国に広がっている。  2.一方で逆風 […]

  • 2024年5月11日

会社も社員も自分で考え行動する   橋本修(三井化学社長)

1.当社は「自主・自律・協働」を社員に求めている。これからの時代、付加価値を生まない企業は生き残れない。会社も社員も自分で考えて行動し、経験を積む必要がある。また、素直に話を聞いてもらうには、相手が受け入れやすい言葉遣いが大事。経営者・社員の双方が肝に銘じるべき視点だろう。  2.高度経済成長期の経営はトップダウン型が主流だった。欧米の先進企業にならい、効率性を追求することで成長できたが […]

  • 2024年5月9日

進化する日立の「イズム」(変わるもの、変わらないもの)

1.1973 年に放映が始まった日立製作所のテレビコマーシャル。「この木なんの木、気になる木」の初代CM は、こんなメッセージで締めくくられている。「みんなが集まって、みんなが持ち寄って、新しいものを作ろうと思っています。 あなたを取り巻く問題が、日立のテーマです」。短いフレーズだが、日立が創業以来貫いてきたイズムをよく表している。1つは集団主義。もう1つは新しい技術へのこだわりだ。&n […]

  • 2024年5月7日

古典に学ぶ  自分より相手を優先する

1.そんな菩薩の心は、「慈悲を根本とて、人のためにできることは何かを、自分のことより先に考える心である」と空海はいいます。菩薩とは何かというと、人々の苦しみを抜き、楽を与えることです。  2.仏教では、これを「抜苦与楽(ばっくよらく)」と呼びますが、簡単にいうなら「放っておけない」という姿勢だといっていいでしょう。そこには、自分より相手を優先する「利他」の心があります。  (参 […]

  • 2024年5月5日

「現場が見えていますか」 

1.タウンホールミーティングとは、トップ(や経営陣)が現場の社員と直接対話する場だ。多くの企業が似たようなことを行っている。「現場がみえていますか」と質問すると、「タウンホールミーティングをやっている(から大丈夫)」と胸を張って答えるトップは少なくない、というか多い。だが、トップのこうした認識こそが危ういと感じている。  2.というのも、一般に対話の時間はそれほど長くはない。対して、参加 […]

  • 2024年5月3日

日本企業の実力で株価は上がっていない   ジム・ロジャーズ(世界三大投資家の一人) 

1.日本銀行が膨大なお金を持っていて、株を買いまくったから株価が上がっているのです。それは投資家にとっては良いのですが、日本にとっては良くありません。さらに言うと、日銀はお金を刷りまくっていますよね。そのお金が株式市場に流れ込んでいます。それは株高のセオリーの一つですが、それよりも主な要因は、日銀が株を買いまくっていることです。  2.日本は人口減少という深刻な問題を抱えています。国の借 […]

  • 2024年5月1日

成果が出るまで待つこと、待つことは人材育成の手段と割り切る  井上礼之(ダイキン工業会長兼グローバル代表執行役員) 

1.ダイキンには「野人」が多い。「野人」とは、野性味にあふれていて一匹おおかみで、上司の言うことを聞かずにやりたいことをやっている社員です。ダイキンには性善説に基づいて「出る杭は認める」文化があります。ほめることはあっても罰は少ない。だから、好き勝手にやる社員は多いし、やってるやつが育つ。ダイキンに入社したら、人は丸くならないのです。  2.自主性を尊重し、社員にはどんどん修羅場を与えて […]

  • 2024年4月30日

古典に学ぶ  菩薩とは仏様のひとり 

1.菩薩とは、役割によって四つ(如来・菩薩・明王・天)に分けられている仏様の種類のひとつです。菩薩は本来、悟りを開き、如来になれる存在なのです。  2.しかし、「菩薩様のような人だ」という言葉があるように、人々を救うためにこの世に留まって修行し、私たちを優しく守り導いています。 (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社__

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