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耳より情報

  • 2022年8月5日

耳より情報2022年8月 No.255

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。 固定化は犯罪や不正を促進する 岡邊 健(京都大学大学院教授) 1.組織は、その中の人間関係が濃密なほど意思疎通はしやすくなる。ただ、検査不正などの背景を見ると、人間関係は密接だが、閉じた社会で固定的なコミュニケーションしかない。固定化は […]

  • 2022年8月3日

耳より情報2022年8月 No.254

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。  「習う」とは一体化すること 安田 登(能楽師) 1.松尾芭蕉は「松の事は松に習へ竹の事は竹に習へ」と言っていますが、松を詠(よ)もうと思ったら、 松を観察するのではなく、松と一体化しなくてはいけない。これが「習う」の意味です […]

  • 2022年8月1日

耳より情報2022年8月 No.253

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。 円安は賃金低下と認識すべき 玉木 林太郎(国際金融情報センター理事長、元財務官) 1.リーマンショック後に1 ドル=100 円を切り、大騒ぎになりました。輸出側の大企業には、円高は望ましくないでしょう。しかし資源などを輸入する会社にとっ […]

  • 2022年7月31日

耳より情報2022年7月 No.252

父の寛(かん)宏(こう)の精神の賜物 (解説)幸いにかかることにもならず、及ばぬうちにも不幸の子にならずに済んだのは、父が私に孝を強いず、寛宏の精神をもって私に臨み、私の思うままの志に向かって、私を進ましめて下された賜物である。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会

  • 2022年7月29日

耳より情報2022年7月 No.251

デジタルで競争すれば日本企業も強い 入山章栄(早稲田大学大学院教授) 1.日本と米国の企業を比較したときにわかりやすいのが競争の度合いです。米国は競争が激しく、そして競争のルールを作るのもうまいんです。健全な競争の中で負けたらつらいですけど、それがあるからこそイノベーションが生まれます。2.日本企業は、バブル期以降、競争力が弱かったと思うのですが、それは競争をしないから弱いのであって、実は競争すれ […]

  • 2022年7月27日

耳より情報2022年7月 No.250

スーパー誕生70年、大転換期に 1.大きな流れで見ると、今はスーパーマーケット業態が成立して初めての転換期にある。理由は人口減少に加え、コンビニエンスストア、ドラッグストアとの競合激化が挙げられる。スーパーの市場規模(15兆円)に対し、コンビニはその8割(12兆円)、ドラッグストアは5割(7兆円)まで近づいた。しかもコンビニの販売額の6割、ドラッグの3割が食品で占められており、業態の垣根は急速に崩 […]

  • 2022年7月25日

耳より情報2022年7月 No.249

直近の日本経済では円安はマイナス効果が大きい 酒井才介(みずほリサーチ&テクノロジーズ調査部上席主任エコノミスト) 1.過去20年間、これほど急激に資源高と円安が同時進行した局面は見られなかった。内外金利差拡大を受けた円安と資源高が同時に進行し、両者がいずれも輸入物価の上昇要因になることで、日本の交易条件を悪化させている状況だ。筆者の独自試算によれば、円安のメリットは自動車などの一部の業種にとどま […]

  • 2022年7月23日

耳より情報2022年7月 No.248

父が子に孝を強いるとどうなるか (解説)しかるに父が無理に私を父の思う通りのものにしようとし、かくするが孝の道であると、私に孝を強ゆるが如きことがあったとしたら、私は或いはかえって父に反抗したりなどして、不孝の子になってしまったかも知れぬ。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会

  • 2022年7月21日

耳より情報2022年7月 No.247

リスクをとって「種をまけ」 中西享(ジャーナリスト、共同通信客員論説委員) 1.成功するにしても、失敗するにしても、前提として、まずは「行動すること」が必要になるが、バブル崩壊を経て、多くの日本企業にとって「失敗しないこと」が目的となり、内向き志向になった。今や日本企業の内部留保額(利益剰余金など)は、9年連続過去最高を更新し続け、20年度末には484兆円もため込んでいる。2.経営者は退路を絶って […]

  • 2022年7月19日

耳より情報2022年7月 No.246

「週休3日」は人材獲得の切り札 1.日立製作所は、2022年度中にも週休3日を可能にする新たな勤務制度を導入する。NECやパナソニックホールディングス(HD)も検討中だ。電機・IT(情報技術)業界で、「週休3日」導入が広がる背景には、人材の激しい獲得競争がある。データ分析や人口知能(AI)の知見を持つエンジニアなどは、業界を問わず奪い合いだ。2.22年は英国でも多数の企業が週休3日制の試験導入を始 […]

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