ネット保健室
ネット保健室
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ネット保健室とは
メンタル面で支援を必要とされている人々の社会的損失は8兆円以上と報告書にあります。そこで、NPO法人マザーズドリームは、がん患者さん達だけではなくメンタル面でも支援を必要とされている方々にも支援が出来るように、ネット保健室を立ち上げることにしました。
出典:学校法人慶應義塾『平成22年度厚生労働省障害者 福祉総合推進事業補助金「精神疾患の社会的コストの推計」事業実績報告書』
ネット保健室 Q&A
Q.「ネット保健室」って何?
A.相談したいことがある人や、いろんな事で「しんどい」と感じたり、思ったりしている人たちがネットを通じてお話しするところです。一度きりの相談ではなく、相談者に寄り添ったハンズオン(伴走支援)型の窓口を目指します。※NPO法人マザーズドリームでは、伴走支援する人のことを「サポートメイト」と表現しています。
Q.なぜ「ネット保健室」は必要なの?
A.体調不良、仕事やアルバイト等で疲れている、悩み事があって気分がすぐれない、人間関係に疲れた…。このように職場、家庭、学校で、メンタル面で支援を必要とされている方々が増えているからです。しかし、こうした問題を抱える方には、親や周りの人や友達ではなく、全く知らない人に今の気持ちを聴いてもらいたいと考える人が多いのです。かといって、どこかにわざわざ出向くのは面倒だし、電話のようにサポートメイト(伴走支援)の顔が見えないのは不安です。「ネット保健室」はこうしたニーズに応えるものです。
Q.「ネット保健室」ってどんなことをするの?
A.「ネット保健室」はまず、これらの訴えに耳を傾けることから始めます。誰もが話を聞いてほしいのです。お話を聞いて、経験豊富なサポートメイト(伴走支援)が分析、相談者と一緒に考えながら適切に対応していきます。
「ネット保健室」は、人々の「つらい」「しんどい」気持ちを、人々が本来備えている回復力を使って、自らポジティブ思考に変えていける、「なくてはならない環境の場」にしていきたいと考えております。
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追って当事務局よりメールでご連絡致します。
体験談
まずは落ち着かないと、と思ったが、検査の結果を聞くまでは何も手につかない状態でした。(M.S 40代女性)
目の前が真っ暗になり、医師の説明が耳に入ってこない。誰に相談すればいいかもわからなかった…。(T.T 50代男性)
抗がん剤の影響で、症状・副作用・後遺症が辛く、その対処を知りたかった。(T.K 40代女性)
先進医療、代替医療、民間療法なども気になってしまい、自分を見失いそうだった。(Y.T 60代男性)
とにかくネガティブな発想が付きまとい、どうがんと向き合えばいいのか?生き方そのもので悩んでしまった。(S.T 40代女性)
仕事に復帰できるのか、いろいろなことで不安になった。(R.R 30代男性)
治療が終わり放り出されたような気持ちになり不安だった。(O.T 40代男性)
乳がんと診断され、仕事のことをどこに相談したらいいかわからなかった。(N.M 30代女性)
医師とのコミュニケーションがうまくいかず、誰かに相談したいと思った。(K.H 50代女性)
経済的な問題に直面したため、お金のことを相談しにくくて困った。(K.H 40代女性)
夫が胃がんで入院し、どのように会話すればいいか、まるで腫れ物に触るような状態で、接し方で困難を感じました。(M.T 60代女性)