耳より情報2021年12月 No.127

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

ワークエンゲイジメントの重要性 黒田祥子(早稲田大学教育総合科学学術院教授)

1.昨今、職場における「ワークエンゲイジメント」の重要性が広く認識されるようになってきた。ワークエンゲイジメントとは、「仕事に誇りややりがいを感じている」(熱意)、「仕事に熱心に取り組んでいる」(没頭)、「仕事から活力を得ていきいきとしている」(活力)の3つがそろった状態であり、バーンアウト(燃え尽き)の対概念として位置づけられている。
2、バーンアウトした従業員は疲弊して仕事への熱意や活力が低下している。それに対してワークエンゲイジメントの高い従業員は、心身の健康が良好で、いきいき働いている状態にある。日本においてワークエンゲイジメントが注目されている背景には、高齢化と人口減少が加速する中で、一人ひとりが心身の健康を維持しながら高い生産性を発揮することへの期待がある。

(参考:「日経ビジネス」2021年10月25日号)

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