耳より情報2021年12月 No.126

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

伝えるためには人の心を感じる力が必要 高田明(ジャパネットたかた創業者)

1.このコロナ禍で、伝えること、コミュニケーションの大事さが改めて認識された。国際紛争に社会の分断、すべての事象は伝わったか、伝わっていないかということに根本的な原因があるように思える。私が重要だと考えるのは、伝えたということと、伝わったということの違い。政治の世界や企業の世界でもそう、国民や消費者に自分たちの考えが伝わったかどうか、確認もせずに伝えたつもりになっているように感じる。
2.ラジオ・テレビ通販の30年の経験上、伝えたつもりでは売り上げも利益もでない。伝わったという事実があって初めて、お客様が買うか買わないかの選択をされる。伝えたつもりでは、その選択までいかない。だから私は、伝わったかどうかをつねに自分自身に問い続けていた。

(参考:「週刊東洋経済」:2021年10月2日号)

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