このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
古典に学ぶ 真言密教を広める
1.「大日経」をさらに学びたいと願った空海は、31 歳にして遣唐使となり、困難の末に唐にたどり着き、密教を学びます。
2.優秀な空海は、20 年の予定だった勉強を2 年で修め、帰国。朝廷から下賜された京都の東寺と高野山(和歌 山県)を拠点として、真言密教を広めました。また、書家や土木事業家、教育家としても活躍しました。
(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社