耳より情報2023年8月 No.446

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

古典に学ぶ   慈悲はどんな時も平等 

1.如来の慈悲はどんな時も平等であり、救いの光は、誰ひとり差別することなくすべての人に注がれていると、空海は説きます。 

2.仏教において、如来とは、一般的にいえば「悟りに達した存在」のことです。阿弥陀如来、釈迦如来などといった仏様をご存知でしょう。ただし、空海は「如来の名のついた尊い仏様が人々を皆救ってくれる」といっているわけではあります。

(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社 

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