このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
古典に学ぶ 真理とは何か
１．では、その真理とは、具体的に何を指すのでしょうか。たとえば、同じ地域に住む人にとって、その日の天気は誰にとっても一緒。つまり、「真理」であり、現実です。
２．しかし、その青空を仰ぎ「なんて鮮やかな色なのだろう」と感動する人もいれば、うつむいて過ごす人もいます。与えられた現実は同じなのに、それをどのように受け取るかで、人生を豊かにする材料にできるかどうかが決まるのです。
（参考：名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」）：河出書房新社__