日本茶の販路拡大求め海外へ 

1.国内での日本茶消費量が縮小傾向にある中、販路拡大を求め、日本茶の生産者が海外進出を始めている。ドイツへの日本茶の輸出は約20 億円、米国に次ぐ2 位の輸出先だ(2021 年)。京都の宇治茶、静岡茶、鹿児島の知覧(ちらん)茶などがすでに流通し、スーパーでも緑茶が販売されている。 

2.日本三大銘茶の一つ、埼玉の狭山茶の生産者もドイツ市場参入を狙い、23 年、食品市やバイヤー向けイベントでの試飲会などプロモーションを行った。徐々に認知度を高める狭山茶だが、ドイツ市場参入には課題が残る。まずは規制対応の問題。EU(欧州連合)の残留農薬基準値やドイツの包装材規制など、対応には相応のコストと時間が必要となる。

(参考:「週刊東洋経済」2024 年2 月3 日号) 

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