
1.「船に乗り込めば、必ず目的地に着ける」。ただし、早く結果を出そうと焦ったり、物事を効率よく進めようと慌てたりする必要はありません。大切なのは、急いで何かをやることではなく早くスタートすることです。
2.仏教では、彼岸へ渡る船に乗り込みさえすれば、自然に目的地に着くと考えます。つまり、仏の教えを学び始めれば、おのずと悟りへとたどり着けるのです。ですから、一日でも早く船に乗れば、それだけ安心して人生という川を渡っていけるというわけです。
(参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社__