- 2025年1月7日
古典に学ぶ 諸行無常の世の中で確実なのは、「今」という瞬間
1.未来への希望や不安があるのであれば、ただ漠然と考えているだけでなく、「今やれること」を始めてみるのです。行動せずに、ただ妄想や心配を脳内で繰り広げるだけでは1 ミリも事態はかわりません。 2.ただし行動する際に、いきなり極端な選択をするのは禁物です。現在地からきちんとステップを踏んで着実に進んでいきましょう。諸行無常の世の中で確実なのは、「今」という瞬間だけです。今の自分を変えるこ […]
1.未来への希望や不安があるのであれば、ただ漠然と考えているだけでなく、「今やれること」を始めてみるのです。行動せずに、ただ妄想や心配を脳内で繰り広げるだけでは1 ミリも事態はかわりません。 2.ただし行動する際に、いきなり極端な選択をするのは禁物です。現在地からきちんとステップを踏んで着実に進んでいきましょう。諸行無常の世の中で確実なのは、「今」という瞬間だけです。今の自分を変えるこ […]
1.日本の物価上昇のきっかけが世界インフレにあったことは明らかだ。もう一つ重要な変化は賃金が上がり始めたことだ。さらに、長年「円高恐怖症」を患ってきた日本に円安基調が定着したことの影響も軽視できない。ここには、①かつて貿易黒字大国だった日本が今では貿易赤字基調に変化した、②デジタル関連のサービス収支赤字が急拡大しているため、インバウンド(訪日外国人旅行客)復活にもかかわらずサービス収支がなかなか改 […]
1.「農は国の基」という言葉があるが、国家とわが国の人々の生命を守り、つないできたものが農業であり、その中でも稲作の担う役割は大きかった。農耕生活は開墾や自然災害との戦いでもあったから、自ずから共同体を形成し、その中心となったのが神社であり、神社は発生当初から公的生活を帯びていた。 2.一方、そのような暮らしの中では義理や人情の心が重んじられ、相互扶助の精神が育っていった。今日、災害の […]
1.「企業は人なり」。経営の神様、松下幸之助はそう説いた。では、「人」とは何か。禅、哲学を手掛かりに、この問いに向き合い、「心の時代」の経営モデルをつくる挑戦が始まった。今ほど過去の常識が覆り、リーダーが地に足が着かぬ不安を覚える時代はかつて無かっただろう。価値観の変化や多様化が、未経験の倫理的課題を企業に突き付ける。会社や生き方の「新たな軸」を求め、先駆者は先人の知恵をどういかしているか。&nb […]
1.そんな時はいっそのこと、その後悔や不安をじっくり見つめてみましょう。過去を漫然と悔やむのではなく、当時の状況を合理的に分析してみるのです。 2.すると、「まだ未熟だった」「家庭の事情を無視できなかった」「自分を過信していた」など、現時点での自分なりの答えが出てきて「あれはあれで仕方なかったな」と納得できるはずです。 (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出 […]
1.インテルは半導体の設計から製造までを自社で一貫して行う「垂直統合」で、半導体の高性能化につながる微細化を進め業界をリードしてきた。一方、ТSMCや韓国サムスン電子はファウンドリー事業により半導体の生産規模を拡大。10年代後半以降、先端技術開発でインテルは後れを取るようになった。93年から30年間安定してA格を保っていた格付けは23年から継続的に格下げが続き、8月にはトリプルB格に下げられている […]
1.大手チェーンがしのぎを削り、激しい競争を繰り広げる首都圏には進出せず、一足飛びに海外に活路を見いだす地方企業もある。1946年創業で、和風とんこつラーメン店「スガキヤ」を展開するスガキコシステムズ(名古屋市)は、東海、関西地方にラーメン店約250店を展開する。同社は2018年、経済成長するインドネシアに進出し今では6店舗を展開している。スガキヤは過去、関東に進出したことがある。だが、家賃の高さ […]
1.変わり者には「楽ができるのにわざわざ苦労を買って出る」といった人物を指すことがある。戦国時代「流浪の関白」といわれた近衛前久はその代名詞といっていい。関白は公家社会で最も地位が高い。近衛前久はそういう貴人でありながら、まず上杉謙信と盟約を結び、関東に赴く。信じがたいことに、この時の誓書を前久は自身の血で書いている。そしてなんと城の防衛にもあたった。 2.近衛前久の目的は何であったろ […]
1.確かに、過ぎたことを、どんなに一生懸命考えてみても過去が変わるわけではありません。またどれほど思いを巡らせても、未来を予測することなどできません。 2.それでも私たちは、「あの時、こうすればよかった」と過去を悩み、「この先、どうなるのだろう」と、未来に不安を抱いてしまいます。 (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社
1.吉田松陰が残した言葉の一つに、「人賢愚(けんぐう)ありと雖(いえど)も、各々一二の才能なきはなし、湊合して大成する時は必ず全備する所あらん」。つまり、人は賢くも愚かなるもあるとは言え、誰にでも一つや二つの才能はあるものだ。それらを集めて伸ばす努力をして成長すれば、必ず人として良い方向に備わり、立派な人間になれるであろうということです。 2.二つ目の言葉は、「中道の士は美質全徳以てく […]