- 2024年11月30日
古典に学ぶ 私たちの日常は修行そのものである。
1.その一方で、菩薩という言葉は、また別の意味を持っています。「悟りを目指して修行するものすべて」を菩薩と呼ぶのです。 2.つまり、観音(かんのん)菩薩や地蔵(じぞう)菩薩だけでなく、この世で修行中の身である私たちもまた、菩薩であるというわけです。私たちの日常が修行そのものであることを否定する人はいないでしょう。 (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社
1.その一方で、菩薩という言葉は、また別の意味を持っています。「悟りを目指して修行するものすべて」を菩薩と呼ぶのです。 2.つまり、観音(かんのん)菩薩や地蔵(じぞう)菩薩だけでなく、この世で修行中の身である私たちもまた、菩薩であるというわけです。私たちの日常が修行そのものであることを否定する人はいないでしょう。 (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社
1.中小企業のМ&A(合併・買収)をめぐるトラブルが多発していることを受けて、中小企業庁は8月30日、中小М&Aガイドライン(指針)の改訂版を公表した。次々と買収した会社から預金を引き出しては行方をくらます詐欺的なМ&Aを繰り返したルシアンホールディングス(HD)の事件でも、経営者保証が移行されないことで旧オーナーが債務を抱えたままになっている。こうしたトラブルを防止するため、仲介会社に最終契約時 […]
1.慢性的な人手不足が叫ばれるIT業界。DXを推進できるコンサルティング人材の獲得競争が厳しさを増している。一方、50才以上で難しい案件をさばけるベテランの需要も急増中だ。NECは、戦略コンサルティング人材を強化。社内研修や外部人材の登用により、2025年度に2024年度比300人増の1000人にする計画。うち200人はAI人材とする予定だ。 2.富士通はコンサルティングスキルを有する人材を、2 […]
1.皆様は会社の目的を何だと捉えていますか。「利益」と答える方は多いですが、私はまず社員を幸せにすることだと考えてきました。社員の幸せをトコトン突き詰めると、経営者が何も言わなくても社員は会社のために尽くそうと一生懸命になってくれます。そんな彼らの積み重ねの結果、会社は成長するのです。 2.敷地内の枯れ葉掃除も、私がやれと言ったわけではありません。社員がいつしか声を掛け合い、朝、早く来 […]
1.菩薩は、悟りを得て彼岸(ひがん)(あの世)に渡れる身でありながら、此(し)岸(がん)(この世)に留まって修行する存在です。菩薩の根本には、皆が救われなければ心穏やかでいられないという思いがあります。 2.そのために、行動を起こすのが菩薩という存在だと、空海はいうのです。方便というと、「噓も方便」を思い出す人もいるでしょう。ここでは行動であり、手段だと捉えていただくといいでしょう。& […]
1.2024年6月期の連結決算で売上高が初めて2兆円を突破し、35 期連続の増収増益を達成した。35期増収増益を続けられたのは、失敗を認めてきたからです。果敢なる挑戦をし、失敗したら速やかに撤退する。それが創業者の安田隆夫(創業会長兼最高顧問)の哲学です。小売業で極めてイレギュラーで、かつ重要な経営判断は商品と店舗の減損です。他の会社よりも単年度の減損は大きいと思います。それでも増収増益を重ねられ […]
1.『易経』を読んでまず感じるのは、何とかこの世を健全な状態に保とうと懸命に努力を続けている「天と地」の姿です。天の働きは天地開闢(かいびゃく)以来一刻として休むことなく、この世を健全に保ち続けるために、精神的で動態的な働きを続けているのです。広島と長崎の原爆による被害は、これ程の非人間的行為はないと言わざるを得ません。 2.しかし記録を読むと無残極まりない廃墟の街にも、数ケ月後には何 […]
1.現代が技術革新の時代であることは多くの人が認めるところだろう。しかし、新しい技術「だけを」重要視することの危険性も見えてくる。例えば、シニアの人たちがプログラミングを一から学んでも、その分野を以前から学んでいる若い世代と比べて、競争力のあるパフォーマンスを示すことは難しいだろう。それよりも、現実的であり生産的なのは、今までの経験をどう新しい技術環境の下で生かすかを考えることだ。 2 […]
1.ある人に「菩薩(ぼさつ)とは何か」と問われて、空海は「大日経(だいにちきょう)」で説かれる「三句の法門」を引用してこう答えました。 2.菩薩とは、悟りを求める心(菩提心)から始まり、限りない慈悲(大悲)を基本とし、そこから生まれる行動(方便)をもっとも大事にする。 (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社__
1.国際協力銀行が日本の製造業向けに「長期的な有望国」の調査で、インドは中国を突き放し断トツとなった。有望国と目される理由の一つは人口だ。インドの人口は23年に14億2860万人で、中国を抜いて世界一になった。しかも、年齢の中央値は27.9歳(22年時点)。四半世紀後の50年になってもなお38.1 歳と、働き盛り世代がボリュームゾーンを占める。 2.1人当たりの平均所得水準は現在250 […]