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耳より情報

  • 2025年5月23日

No.790 古典に学ぶ   仏教の教えを学び始めれば悟りへとたどり着ける 

  1.「船に乗り込めば、必ず目的地に着ける」。ただし、早く結果を出そうと焦ったり、物事を効率よく進めようと慌てたりする必要はありません。大切なのは、急いで何かをやることではなく早くスタートすることです。  2.仏教では、彼岸へ渡る船に乗り込みさえすれば、自然に目的地に着くと考えます。つまり、仏の教えを学び始めれば、おのずと悟りへとたどり着けるのです。ですから、一日でも早く船に […]

  • 2025年5月21日

No.789 リスキリング・スキルアップの目的 

  1.新しいスキルの修得に当たり個人がまず考えるべきは、「今の自分がそれを身に付けることで何が起こるのか」だ。昨今、リスキリングやスキルアップというと、学ぶこと自体に焦点が当たりがちだが、「そのスキルは仕事の中でどう評価されるのか」が明らかになっていなければ、ただ身に付けるだけで終わってしまう。  2.例えば、現在勤務する企業で働き続ける前提のリスキリングなら、周りの人が持つ […]

  • 2025年5月19日

No.788 脱JTC目指して「青い鳥」探し(社内起業家ブーム) 

  1.新規事業の開拓や人材引き留めを目指し、日本の伝統的な大企業で社内起業制度の導入が相次いでいる。近年は保守的な面へやゆの意味を込めて「JTC(ジャパニーズ・トラディショナル・カンパニー)」と呼ばれることもある伝統的な日本企業。なぜ今、制度の導入が相次いでいるのか。背景には、急速な環境変化に事業と組織の両面で対応しなければならないという脱JTCに向けた危機感がある。  2. […]

  • 2025年5月17日

No.787 労働者の手取り停滞の真因は社会保険料の増大にある    小林俊介(みずほ証券チーフエコノミスト) 

  1. 日本の労働者が豊かになれない要因を、低い労働生産性に求める言説がはびこってきた。だが、日本のマンアワー当たり労働生産性は、2000年から23年の間に16.8%改善している。つまり、生産性の改善をほぼ全て、他の要因が相殺してしまったということだ。  2. 労働者が豊かになれなかった真因は、大きい順に、①税・社会保険料負担の増加、②交易条件の悪化、③労働分配率の停滞である […]

  • 2025年5月15日

No.786 古典に学ぶ   明日という日が来る保証は誰にもない 

  1, 空海自身も子供の頃から、悟りを開いて人々を救いたいという志を立てていました。人生がいつ終わるのかはわからないという意味では、私達が生きる現代もまったく同じです。  2,明日という日が来る保証は、誰にもありません。だから、もし現状を変えたいと思うのなら、グズグズせず、今すぐ行動し始める必要があります。  (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社__  […]

  • 2025年5月13日

No.785 抜擢と降格は社内にダイナミズムを生む 

  1.ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)は、社員を管理職に就ける際、原則として「代理」からスタートさせる。部長は部長代理、課長は課長代理という具合だ。能力と意欲のある社員を「代理」にして業務を任せ、役割を果たしながら成長してもらおうと考えたからだ。  2.代理職がある企業は珍しくないが、同社の運用は少しユニークだ。例えば、1つの部に部長か部長代理の一人しかおらず、 […]

  • 2025年5月11日

No.784 SCMは単独の部門や企業だけではできない 

  1.原材料の調達から最終顧客までのサプライチェーン全体を最適化する手法であるサプライチェーン・マネジメント(SCM)。ある半導体製造装置メーカーの場合、顧客である半導体製造装置メーカーの製造装置が故障すると顧客は24時間以内の修理を要求してくる。それが米国で発生し、必要部品が現地販社にないと日本の工場に注文することになる。  2.だが工場は「操業時間外で注文を受けられない」 […]

  • 2025年5月9日

No.783 社員に真心を尽くせば社員は返してくれる    塚越寛(伊那食品工業最高顧問)

  1. 1977年、脱水用の五百キロの重しが落下して女性社員が重傷を負う事故がありました。この後、私は最新の脱水装置を設置することを決めました。それには莫大な投資が必要で、万一、経営が破綻することもあり得たのですが、社員が怪我をしてしまう環境で事業を続けても会社として存続する意味はないというのが私の考えでした。結果的に非常に安全で衛生的な環境に生まれ変わりました。  2. 社 […]

  • 2025年5月7日

No.782 古典に学ぶ   動き始めるのは一日でも早いほうがよい 

  1.空海の生きた次代は医療も発達しておらず、疫病の流行や災害もあり、今よりも何倍も厳しい時代でした。そんな環境の中でいつ終わるともしれない人間の命を、空海は次のように表現していました。  2.昨日生まれたようであっても、髪にはすぐ白いものが混じる。今朝は元気いっぱいでも、明日のゆうべは病を得て死んでしまうこともある。だから、悟りを開きたいと思うのなら、一日でも早く学びを実践 […]

  • 2025年5月5日

No.781 パナソニックが「聖域解体」 

  1.パナソニックホールディングスの楠見雄規社長は、テレビ事業を2025年末までに撤退か事業売却かを検討することになった、と語った。専門店にとってテレビブランド「ビエラ」がなくなることの意味は計り知れない。テレビ事業は、これまで業績不振に陥るたび経営改革を行ってきたパナソニックにとって手が出せない「聖域」だった。  2.パナソニックが白黒テレビ発売の1952年から手がけてきた […]

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