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耳より情報

  • 2022年2月27日

耳より情報2022年2月No.171

エネルギー戦略に意志を持て 寺島実郎(日本総合研究所会長) 1.日本がいま気づかなければいけないのは、エネルギー価格の高騰が相当な危険水域に達してきたということだ。原油価格は昨年一時マイナス(先物価格)になったが、足元は1バレル=70〜80ドル台になり、そこへ円安が拍車をかけている。12年と比べると3割円安が進行し、円建てペースの原油入着価格は驚くほど高くなっている。2.「日本は輸出志向のものづく […]

  • 2022年2月26日

耳より情報2022年2月No.170

古典を現代のバイブルとして読み解く 田口佳史(東洋思想研究家) 1.四書五経の一つに「大学」があります。私は「大学の道は明徳を明らかにするに在り」という冒頭の一文に「大学」の教えが凝縮されていると思いますが、いまとても心に響くのは「富は屋(おく)を潤(うる)おすも、徳は身を潤す」という一文です。経営というと、どうしても「富は屋を潤す」ほうに傾きがちなわけですが、「徳は身を潤す」とのバランスをとるの […]

  • 2022年2月25日

耳より情報2022年2月No.169

起きてない好循環の理由 1.「円安は日本経済の好循環を生まない」(みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミスト)と従来の定説を真っ向から覆す見方まで出始めている。なぜ好循環は起きないのか。一因は「日本が輸出立国から投資立国へ変化した」(丸紅経済研究所の今村卓所長)こととされる。戦後の日本は、石油を安く手に入れ、部品の製造から最終製品の組み立てを国内で完結した。海外での販売価格は円安で押し下げ […]

  • 2022年2月23日

耳より情報2022年2月No.168

模倣時代に別れよ (解説)外国の「レッテル」が貼ってあるからこの石けんはよいぞと威かされたり、外国品だからこの「ウィスキー」を飲まなければ、時勢後れの人間に見られると怖れるようで、それで独立国の権威と大国民の襟度がどうして保たれて行われよう。私は実に国民の大自覚を望むのである。我々は今日ただいま、心酔の時代と袂別せねばならぬ。模倣の時代から去って、自発自得の域に入らねばならぬ。 (参考:渋沢栄一「 […]

  • 2022年2月21日

耳より情報2022年2月No.167

世界に広がる人材獲得競争(株式報酬) 1.今、日本企業の間で株式報酬への注目が高まっている。日産自動車は21年3月期、役員らを対象に「譲渡制限付株式ユニット(RSU)」を導入した。勤務継続など一定の条件を満たした場合に、事後的に株式を付与する仕組みだ。半導体大手のルネサスエレクトロニクスも「国籍や経験など多様性に富んだ優秀な人材」を集めるために取り入れた。2.株式報酬なら人件費の増大を抑えつつキャ […]

  • 2022年2月19日

耳より情報2022年2月No.166

実行こそ人生のすべて(平澤興) 1.「百万の典経(てんきょう)、口下(げっか)の燈(ともしび)」一百万の経典を読んでも実行しなければ、お日さまの下で、ローソクを灯すようなもの、何の価値もない、の意。明治8年から25年まで鎌倉円覚寺の管長を務めた今北(いまきた)洪川(こうせん)の言葉である。洪川の人柄と禅風を慕(した)い、山岡鉄舟もそのもとに参禅している。2.「古(いにしえ)の道を聞いても唱えてもわ […]

  • 2022年2月17日

耳より情報2022年2月No.165

東証が企業統治指針に知財を盛り込んだ理由 1.日本製鉄とトヨタ自動車が争うのも知財なら、アップルの時価総額を倍増させているのも知財。知的財産(知財)は守るべき財であるのと同時に、攻めるための武器でもある。投資家による企業評価でも知財戦略が重視される今、経営者や知財担当者には何が求められているのか。2.2021年6月、上場企業に求められる企業統治の原則であるコーポレートガバナンス・コードを、東京証券 […]

  • 2022年2月15日

耳より情報2022年2月No.164

意気地のない話 (解説)もっとも日本の文明は最近の発達で、しかも欧米諸国からの移植に負う所がすこぶる多いために、かつては欧化主義の流行に苦しみ、今もなおその余弊として、この舶来品愛重の勢いをなしておることと思われるけれども、維新以来早くも半世紀になろうとする今日、いつまで欧米心酔の夢を見ておるのであろう。実に意気地のない話である。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会

  • 2022年2月13日

耳より情報 2022年2月 No.163

老後を勝ち抜くためシニアには何が必要か 1.高齢化は公的年金の支給延長とともに雇用延長も招いた。かつて55歳だった定年は60歳に延長(1986年)。高齢者雇用安定法の改正(2000年)で、雇用は65歳まで、さらに2021年4月から70歳までの雇用が努力義務になった。2.再雇用に当たっての心がけ(第二の人生こそ初心に帰るべし)7ケ条(1)あいさつは自分から、(2)身だしなみには気を使う、(3)かつて […]

  • 2022年2月11日

耳より情報 2022年2月 No.162

世界を和に導く茶道の精神性、哲学性 千玄室(茶道裏千家前家元) 1.国際問題に重要な役割を担っている国家が、長い間権力と持てる富で利己的な行動をとってきた。今日の世界はご承知のように、情報過多であり、多様性を重んじるがために憶測が憶測を呼び、利潤追求に走る東西南北が入り交じった様相を呈している。そのような中でも、文化的好みの共通性と相違性を知り、互いに得られるものを模索し合っている姿も垣間見られる […]

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