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耳より情報

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

  • 2026年4月11日

No.960 人は感謝することによって成長する   田口佳史(東洋思想研究家) 

  1.幕末の儒者・佐久間象山は、人間ができていないと技術は上手く扱えないと説きました。そして横井小楠は、世界一等の仁義の国となって、世界の世話焼き国家になれと説きました。大義を四海(しかい)に布(し)かんのみ。大義を世界に広めよと。  2.私が塾の受講生の方々に必ずお伝えするのが、「至誠惻怛(しせいそくだつ)」という言葉です。何事も誠を尽くし、慈悲の心を持って取り組むこと。幕 […]

  • 2026年4月9日

No.959 事業は世の中の動いていく方向を見出し考える    山田邦雄(ロート製薬会長) 

  1. 「個室では生の情報に接触出来ない」と社員の横に席を置く。大事なのは世の中の風を読むこと。「エビデンスの外」を追求する。縦組織に横組織を加えて幹部を育成し、会社も強くする。  2. 大事なのは生の数字や情報だと思うのです。集計されたものだと十把一絡(じゅっぱひとから)げになって本当に「現場」にたどり着かない。だから自ら現場にいます。直接話さなくても、 […]

  • 2026年4月7日

No.958 古典に学ぶ   心の眼でみる 

  1. じっと見る。じっと視る。じっと観る。ものごとの本質を知りたいと思う時、「心の眼でみる」というけれど、それはどうすればいいのだろう。  2. 偏見や先入観などの偏った価値観に振り回されず、無知という罪によって間違った見方をせず、まっすぐに見つめるにはどうしたらよいのだろう。 (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__ 

  • 2026年4月5日

No.957 産業界の関心を集めているフィジカルAI 

  1.エヌビディアの驀進(ばくしん)が止まらない。生成AIを追い風にアメリカのグーグルやアマゾン、マイクロソフトといったハイパースケーラーによるAIデータセンター投資は過熱の一途。そこで使われるGPU(画像処理半導体)の供給元として、エヌビディアはもはや不可欠な存在となった。データセンター向けのGPUで圧倒的な地位を築いたエヌビディアが、次なる一手として打ち出しているのがフィジカルAI […]

  • 2026年4月3日

No.956 造船復活へ建造量倍増計画が始動 

  1. 長く低迷してきた日本の造船業の復活に向け、国や企業が本格的に動き出した。国際情勢が混乱する中、海洋国家・日本にとって船舶の建造能力増強は急務だ。今治造船を軸に結束を強める日本連合。一方、常石造船は独自路線を貫く構えだ。  2. 造船大国だった日本が長期低迷する間に、その地位を奪ったのが現在、世界シェア1 位の中国だ。また2位韓国も倒産危機 […]

  • 2026年4月1日

No.955 卒寿の現在、地方創生と人材育成に貢献 大村智(北里大学特別名誉教授 27 年ノーベル生理学・医学賞受賞) 

  1. 昨年卒寿(90 歳)を迎えましたが、やり残していることがまだいっぱいありますので、それらをきちっと整理していい形で残していきたいのです。一つは地方創生です。東京にはビルがニョキニョキたくさんできているけど、ああいうのは見せかけの発展じゃないかと私は思っています。  2.いくら東京にいっぱいビルができても、地方が本当に強くならなければ日本はよくなりま […]

  • 2026年3月31日

No.954 古典に学ぶ   何にもない幸せ 

  1.幸せの定義を、「○○があること」で考えていると、新しい何かを手に入れるために、どんどん欲ばりになっていく。持っているものを守ろうと、すがりついてしまう。  2.心配がない、迷いがない、つらくない、怒っていない・・・。「○○がないこと」は、本当に幸せなこと。何にもない一日は、幸せな日。  (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫 

  • 2026年3月29日

No.953 AIが3~6年で人間社会に劇的変化をもたらす 

  1. 2026 年も人工知能(AI)から目が離せない。その意味でクローズアップされるのが「サンフランシスコ・コンセンサス」だ。サンフランシスコ・コンセンサスとは、米シリコンバレーを中心としたテック業界エリートがAIの未来について共有しているビジョンだ。それに従えば、AIは今後3~6 年で人間社会に劇的な変化をもたらす。  2.提唱者は米グーグル […]

  • 2026年3月27日

No.952 スマホに依存 自分を律することができなくなる 

  1.2025年に大きな注目を浴びた企業の不祥事には共通点がある。それはごく普通の一社員が抱えるストレスや孤立、依存傾向といった、精神面での弱さが企業の信用を揺るがした点だ。フジテレビのオンラインカジノや三菱UFJ銀行の貸金庫窃盗、そして日本航空のパイロット飲酒問題等だ。  2.これらの不祥事の背景には、飲酒問題やギャンブル、金銭トラブルなど「個人の抱える悩み」があった。これ […]

  • 2026年3月25日

No.951 AI の出現で再び産業資本主義の悪夢    岩井克人(東京大学名誉教授) 

  1. 私の資本主義論とは、商人資本主義、産業資本主義、ポスト産業資本主義と移り変わる中で、差異が利潤を生む基本原理は変わらないというものだ。私はこのポスト産業資本主義に希望を抱いた。人間の時代が戻ってくるのではないか、と。知的な創造性を持った人間しか差異を生み出すことはできないからだ。  2. 産業資本主義ではお金を持つものが圧倒的に優位であった。お金さ […]

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