- 2026年7月3日
No.1004 インドで築く、日本流ものづくり「第二の基盤」
1. 急拡大するインドの自動車産業では、設備投資に人材育成が追いつかない「質のボトルネック」が課題とされてきた。最新設備を導入しても、それを使いこなし、品質や安全を自律的に担保できる現場人材が育たなければ、量産化は持続しない。特にインドでは、企業が基礎的な現場教育を担う場面も多い。 2. マルチ・スズキは工場に「道場」と呼ぶトレーニング施設を設け、日本 […]
このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。
1. 急拡大するインドの自動車産業では、設備投資に人材育成が追いつかない「質のボトルネック」が課題とされてきた。最新設備を導入しても、それを使いこなし、品質や安全を自律的に担保できる現場人材が育たなければ、量産化は持続しない。特にインドでは、企業が基礎的な現場教育を担う場面も多い。 2. マルチ・スズキは工場に「道場」と呼ぶトレーニング施設を設け、日本 […]
1. 知識社会では、知識を持った個人は、企業の枠を超えた専門性に対して帰属意識を感じる。企業にとどまろうとする力は必然的に弱くなるのではないか。そうした人材をどう処遇するか。カネだけでは難しい。米国では、株価の低迷と共にストックオプションの威光も効かなくなった。働きに見合う報酬を出すのは当然だが、それだけで済むとは思わない。 2. 私は、知識を持つ人々 […]
1.その人が思っていることと、その姿が完全に異なることはなく、どんなに隠そうとしても、その思いは姿として、たたずまいとして現れる。 2.時折、鏡をじっと見る。私はちゃんと生きているだろうか。 (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫
1. 業績はさほど悪化していないにもかかわらず、12000 人規模の希望退職が実施されたパナソニックホールディングス。内部からどのように映っているのか、現役社員や元社員に聞いた。 2.(1)挑戦すべきところに挑戦せず、経営者がすべき経営ができていない。ここ1,2 年の話ではなく、過去10 年、20 年、企業としてのオペレー […]
1.「盲亀浮木(もうきふぼく)」という言葉がある。海中深く暮らしている目の見えない亀が100 年に一度だけ海上へ首を出す。ちょうどその時、真ん中に穴のあいた木が流れてきて、亀の首をすぽっとその穴の中に入る。人間に生まれるのはそれくらい難しくありがたいことなのだと、お釈迦様が言ったという。 2. 『雑阿含経(ぞうあごんきょう)』に、「帰る時来た時より美し […]
1. なぜ日本企業からイノベーションが消えたのか。答えは明白です。経営者が「サラリーマン化」し、任期中の数年を無難に過ごせばよいと考えているから。「同質的・連続的・固定的」な組織文化に安住し、前例踏襲の改善に終始する。そこから、世界を変える破壊的な事業など生まれるはずがありません。 2. その点、私は運に恵まれました。1979 年のソニー生命 […]
1.「20 歳を過ぎたら顔立ちよりも顔つき」、と教えてもらったことがある。親からもらった顔立ちは、20 年もすれば内面から人柄がにじみ出る。 2.美形であるのに、どこか人を拒絶する顔だったり、美しくないのに人を魅了する顔だったり。その人が持つ情感が、「表情」として顔つきをどんどん変えていく。 (参考:加藤朝胤修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__
1.高市政権の看板政策である「責任ある積極財政」は財政規律を失えば、為替・債権・株式がそろって売られる「トリプル安」を招き、政権運営の「自爆リスク」をはらむ。 2.高市首相は、安倍晋三元首相の経済施策「アベノミクス」の継承をうたう。安倍氏はリフレ派の黒田東彦氏を日銀総裁に任命して、大規模金融緩和をやらせたが、10 年かかっても物価は上がらなかった。金融緩和の有効 […]
1.私は、10 年ほど前から「スマートシュリンク(賢く縮む)」という考え方を唱えている。これは、人口が減っても人々のウェルビーイング(身体的、精神的、社会的によい状態にあること)を高められる経済社会を目指すものだ。厳しい人口減少にさらされている地域にとって特に重要な考え方である。 2.こうした中で、スマートシュリンクを積極的に掲げる首長も登場している。例えば、岡 […]
1. 産業界で高等専門学校(高専)卒業生への注目が高まる一方で、給与や昇進といった待遇面の課題が多くの企業で残っている。大学学部卒と比べて初任給が数万円低く、技術職の扱いで出世コースに乗りにくい「待遇格差」がある。独立行政法人労働政策研究・研修機構によると、退職金を含む高専・短大卒の生涯賃金は大卒に比べ男性で約3600 万円、女性で約3900 万円少ない […]