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耳より情報

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

  • 2026年8月9日

No.1023 豊かになることで日本人の活力が失われる    稲盛和夫(京セラ創業者:「週刊ダイヤモンド」1985 年1 月12 日号) 

  1. 日本人はますます豊になってくるものですから、そのために、現在の米国、欧州がそうでありますように、なるべく働かなくても収入が余計あるといいますか、それを望むようになってきて、だんだんと日本人の活力が失われていく心配があります。つまり余計お金をもらって、余計遊びたい。自分の人生をもっとエンジョイしたいという、そういう方向へ今後ますます加速度がついていくのではないかと、心配 […]

  • 2026年8月7日

No.1022 古典に学ぶ   佛教由来の言葉も時に流れで変わる

  1. 佛教由来の言葉は、時の流れの中で、意味が変わったものがあるという。「がらんどう」という言葉は、「伽藍の堂」を由来とするが、お堂のような広い場所ではなくても、使われている。  2. 「ぼさっとしている人」という言葉も、「菩薩」の無欲な姿から、連想された言葉だが、すっかり意味が変わっている。 (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__  

  • 2026年8月5日

No.1021 日産、ホンダを超えたスズキ トヨタとの2 強時代 

  1.「おごってはいけない」。スズキの鈴木俊宏社長が、この1 年ほど口癖のように言うようになった言葉だ。2025 年度の世界生産台数でスズキは353 万台と、ホンダ(337 万台)や日産自動車(290 万台)を上回り国内メーカー2 位となった。巨額赤字に陥る両社が構造改革に時間を取られる一方、スズキはインドでの生産能力を年240 万台から400 万台へと増やす計画だ。今後更に差は開いて […]

  • 2026年8月3日

No.1020 根っこが育って社会性、自制心、挑戦心が育まれる   田口佳史(東洋思想研究家) 

  1. 2021 年に全国の保護者に配られた「全国私立幼稚園連盟PTA新聞」があります。そこでは人生を一本の木にたとえながら、「乳幼児期には根っこを育てる」と書かれています。6 歳までに育ってほしい「十の姿」とは、「健康な心と体」「自立心」「協同性」「道徳性・規範意識の芽生え」「「社会生活との関わり」「思考力の芽生え」「自然との関わり、生命尊重」「数量・図形、標識や文字などへの関心・感 […]

  • 2026年8月1日

No.1019 自らを客観視する力を習慣化する    磯崎功典(キリンホールディングス会長CEO) 

  1. 「トップの暴走を止めるのは容易ではない。創業者がトップを務める企業なら、なおさらだ」。そう語るのは、キリンホールディングスの磯崎功典会長CEO(最高経営責任者)だ。脳裏に浮かべるのは、ダイエーを創業した中内功だ。中内功と会話を交わしたこともあったが、「最後は裸の王様のようだった」と振り返る。「功成り名を遂げた人物だからこそ、自分の手法が時代にマッチしているかどうか、感 […]

  • 2026年7月31日

No.1018 古典に学ぶ   眼に見えないものを感じる 

  1.眼に見えるものだけがすべてではない。それを包み込む、人の思いや、時の移ろいや、そのために尽した人の努力を、私たちは感じることができる。  2.それらすべてが「存在」というものなのである。 (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__ 

  • 2026年7月29日

No.1017 オタフク「家族憲章」に学ぶ内紛の防ぎ方 

  1.日本には約9000 社ある中堅企業の半数を占めるのが、創業者やその一族が株主・経営者を務める「ファミリー企業」だ。「同族企業」などとも呼ばれる。長期的な視点での経営や迅速な意思決定といった強みを持つとされる反面、「お家騒動」やガバナンス(企業統治)不全を起こすケースも少なくない。  2.こうした課題といち早く向き合ったのが、お好み焼きソースで圧倒的ブランドを持 […]

  • 2026年7月27日

No.1016 幸せに生きるために最も大切こと   小泉英明(東京大学先端科学技術研究センターフェロー) 

  1.自然体験に加えて重要なのは、芸術教育だと考えます。現在の教科書はマニュアルを使って知識や技術を身につけることに重点が置かれています。もちろんこれらは必要ですが、知識や技術に偏った教育だけでは肝腎の心が育ちません。思いや情熱がなければ、いくら知識や技術があっても、これを駆使してその先に進むことはできない。逆に思いや情熱さえあれば、知識や技術は自(おの)ずと高まっていくのです。&nb […]

  • 2026年7月25日

No.1015 社員にとって大事なのは予測可能性(不納得をなくす)    関家一馬(ディスコCEO、創業者の関家三男は祖父) 

  1. 「働きがいのある会社」ランキング大規模部門で1 位になりましたが、社員が全力で働く気になるには、「働きがい」が強力な武器になります。一番重視しているのは、社員同士の「関係の質」です。それが従業員満足度の9 割だと思います。  2. 様々な制度を導入していますが、例えば、部署によって業績はばらつきます。それなのに、人材配置を会社が […]

  • 2026年7月23日

No.1014 古典に学ぶ   時の長さを感じる 

  1.薬師寺の大講堂は、平成15 年に再建された新しい建物だ。けれど白鳳時代に創建され、千三百年の歴史ある寺に間違いなく、そこに足を踏み入れた瞬間に、私たちは古(いにしえ)からの息づかいを感じる。  2.早足に歩く僧侶の姿から、伝統を大切にしてきた多くの人の姿を、祈りを捧げた多くの人の息づかいを感じる。風を受ける大樹の葉のざわめきに、時の長さを感じる。 (参考:加藤 […]

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