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耳より情報

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

  • 2026年8月25日

No.1031 日本経済の長期停滞の背景にあるもの    河野龍太郎(BNPパリバ証券経済調査本部長) 

  1. 日本の生産性が上がっていないから実質賃金が上がっていない、だからもっと生産性を上げないといけない、という論考が行き渡っています。しかし実際には、時間当たり生産性は過去四半世紀で3割上がっていますが、実質賃金は全く上がっていない。日本の真の問題が、生産性ではなく、所得の1次分配にあります。  2.90年代後半から2000年代前半までは、過剰雇用、過剰設備、過剰 […]

  • 2026年8月23日

No.1030 古典に学ぶ   天が用意して下さったもの 

  1.魂が肉体を得ることで私たちは生まれる。魂が肉体を離れることで私ひとり死んでいく。そう考えると、この肉体は借りものだ。  2.精神や魂が修行をして、幸せを実践するために、必要なものとして、天が用意して下さったものなのだ。  (参考:加藤朝胤修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__  

  • 2026年8月21日

No.1029 再生を成功させるリーダーの条件(長谷川和廣) 

  1.60 年で約2400 社。経営再建のプロである長谷川和廣氏(会社力研究所代表:7社の外資系企業の幹部や社長)が蘇らせてきた会社の総数である。  2.会社が赤字になってしまう要因は、大きく分けて四つあります。①競争力の弱体化(無謀な価格競争や開発力の枯渇)、②体力の消耗(収益力の低下)、③管理力の低下(経費の無駄が増える、在庫過剰、売掛金の回収力が低い […]

  • 2026年8月19日

No.1028 永守重信の命を受けた「特命監査部長」

  1.25 年に火を噴いた二デックの不正会計問題。当初は社内の監査等委員会主導で調査していたが、二デック本体やグループ会社の経営陣が関与・認識していた疑いが強まり、9 月3 日に第三者委員会が設置された。  2. 委員長には、東京地検特捜部上がりのヤメ検で、弁護士に転じた後も多くの企業不正を調査してきた西村あさひ法律事務所の平尾覚弁護士 […]

  • 2026年8月17日

No.1027 酷暑は災害だ 日本に残る根性論は命取りになる    土屋哲雄(ワークマン専務取締役) 

  1. 総務省によると、2025年5月~9月に全国で熱中症により救急搬送された人数は、過去最多の累計約10万人だった。テレビなどで「災害級の暑さ」という表現を耳にするようになって、ピンときた。酷暑は災害なのだ。暑くても我慢する。じっと歯を食いしばって耐える。日本に残る根性論は、命取りになりかねない。社会は暑さへの考え方を変える必要がある。  2. いち早く […]

  • 2026年8月15日

No.1026 古典に学ぶ   見えないもので満たされている 

  1.それでは「空っぽ」という言葉も同じかもしれない。「何もない」という意味ではなく、「眼に見えないもので満たされている」という意味だったのではないか。  2. 空っぽとは、何もないのではなく満たされているのだ。  (参考文献:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__ 

  • 2026年8月13日

No.1025 研究は世のため人のためにある   加藤泰浩(東京大学大学院工学系研究科教授) 

  1. スマートフォンや電気自動車、LEDを筆頭に、ハイテク産業に欠かせないレアアース(希土類)。その巨大鉱床が南鳥島周辺の海域に眠っていることを世界で初めて突き止めたのが、地質学者の加藤泰浩氏である。現在は国産レアアース資源開発の実現に向け、様々な取り組みを進めている。  2. 私は2023年から東大工学部長を務めた3年間、全国の中学・高校を100校以上 […]

  • 2026年8月11日

No.1024 シニア向けの第二退職金制度(三谷産業) 

  1.シニアが持つスキルや経験に高い付加価値があること、もっと端的に言えば「カネになる」ことを会社が示せれば、局面は変わるだろう。実際、こうした仕組みを構築し、シニアの心に火を付けるのに奏功している企業もある。情報システムや空調設備工事などを手掛ける老舗商社、三谷産業だ。定年後は3 つの人材区分を設けて役割に応じて処遇している。「熟達者1」は、単純作業に従事する人材。「熟達者 […]

  • 2026年8月9日

No.1023 豊かになることで日本人の活力が失われる    稲盛和夫(京セラ創業者:「週刊ダイヤモンド」1985 年1 月12 日号) 

  1. 日本人はますます豊になってくるものですから、そのために、現在の米国、欧州がそうでありますように、なるべく働かなくても収入が余計あるといいますか、それを望むようになってきて、だんだんと日本人の活力が失われていく心配があります。つまり余計お金をもらって、余計遊びたい。自分の人生をもっとエンジョイしたいという、そういう方向へ今後ますます加速度がついていくのではないかと、心配 […]

  • 2026年8月7日

No.1022 古典に学ぶ   佛教由来の言葉も時に流れで変わる

  1. 佛教由来の言葉は、時の流れの中で、意味が変わったものがあるという。「がらんどう」という言葉は、「伽藍の堂」を由来とするが、お堂のような広い場所ではなくても、使われている。  2. 「ぼさっとしている人」という言葉も、「菩薩」の無欲な姿から、連想された言葉だが、すっかり意味が変わっている。 (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__  

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