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耳より情報

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

  • 2026年6月13日

No.993 防災拠点となる体育館への設置が突破口(ペロブスカイト太陽電池) 

  1.積水化学工業が将来の成長の柱の一つに掲げるペロブスカイト太陽電池(PSC)については、実用化を目指す段階だ。薄く軽量で、曲げることも可能な次世代電池だ。主要原料のヨウ素を国内で調達出来る点も、原材料を海外に依存するシリコン型に比べ、供給安定の面でも優位性を持つ。  2.実装に向けた具体策が、防災拠点となる全国の体育館の屋根への設置だ。シリコン太陽電池は都市部では設置が難 […]

  • 2026年6月11日

No.992 自ら信じる道を真っすぐ追究する   濱野年宏(芸術家) 

  1.地元(高松)の高校を出た後、東京の美大に進学しました。卒業する頃、母が仏教哲学者・鈴木大拙の著書『禅と日本文化』を送ってくれました。それを読むと、東京の美術展で流行(はや)っていることとはまるで違うことが書いてあるのです。これは西洋の模作をしたり、流行を追いかけたりしていてはだめだ、10 年もすれば行き詰まって、一歩も前に出られなくなると思いました。  2.お […]

  • 2026年6月9日

No.991 政策保有の次は不動産(アクティビストの次の標的) 

  1. 上場企業の不動産が今、大売却時代を迎えている。アクティビストが売却をせっつき、外資系ファンドが次々と物件を飲み込んでいく。数千億円規模の案件が飛び交う。その様は、もはやマネーゲームだ。次に狙われる企業はどこなのか。漠然と不動産を抱えてきた「メタボ企業」が身構える。  2. 企業の不動産保有が「悪」であると糾弾される時代がやってきた。資本の論理を錦に […]

  • 2026年6月7日

No.990 古典に学ぶ   一瞬たりとも現状維持はない 

  1. 変わらないものはこの世に存在しない。生物は誕生すると同時に成長しはじめ、やがて衰えていく。体内で休むことなく細胞分裂が行われ、一瞬たりとも現状維持はない。  2. 頑強な建物も風や紫外線や雨にさらされ、見えないけれども少しずつ風化を続けている。  (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫__ 

  • 2026年6月5日

No.989 「出る杭入社」で初任給40 万円(ノジマ)

  1.家電量販店大手のノジマが、2026 年度の新卒採用から「出る杭入社」と呼ぶ新たな報酬制度を導入した。自社で1 年以上のアルバイト経験を持つ学生を対象に、大卒初任給を通常の34 万4000 円から最高で40 万円まで引き上げる。26 年度の内定者570 人のうち、5 人前後が初任給40 万円で […]

  • 2026年6月3日

No.988 ホワイトカラーの余剰 

  1. AI を活用(人工知能)の発達は日進月歩だ。ホワイトカラーの仕事は今後大きく減少するといわれている。こうした時代、ホワイトカラーを大量生産するような日本の大学教育は再検討の時期に来ている。  2. 実際のところ、「F ラン」といわれる下位の大学では、中学や高校レベルの授業が行われ、大学が担うべき高等教育が実施されていないという。中間層の大 […]

  • 2026年6月1日

No.987 幼少より小さな善を積み重ねる習慣を身につける    數土文夫(JFE ホールディングス名誉顧問) 

  1. 1710年、江戸時代の日本で、儒学者・貝原益軒は『和俗童子訓(わぞくどうじくん)』を著しています。『養生訓』が書かれる3年前で、益軒81歳の時だというから驚きです。『和俗童子訓』は日本最初の体系的初等教育書と称され、幼少期からの「躾」や「学問の基礎」の重要性を説いた全5巻です。「躾」や「学問の基礎」は、教えるのは早過ぎることはない。早ければ早いほどよいと強調しています […]

  • 2026年5月31日

No.986 古典に学ぶ   大切な人の名前 

  1.大切な人の名前を、心の中でつぶやいてみる。少しだけ勇気が欲しい時、何かを吹っ切りたい時、悲しくなった時、支えてほしい時、さびしい時、幸せを感じた時。応援してね、がんばるよ。  2.大切な人の名前の響きは、それだけで「お守り」になる。   (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」):リベラル文庫 

  • 2026年5月29日

No.985 創業5年で400人超のAIスタートアップ 

  1. 東京大学発のAIスタートアップ企業である燈(あかり、代表野呂侑希)が1月29日、三菱電機から50億円の資金を調達したと発表した。燈は調達した資金でM&Aや、ロボットのような身体性を持つエンボディドAIなどの開発を進める。同社のプレバリュエーション(調達前の評価額)は1000億円に達した。  2.燈は2021年2月設立。東大の松尾・岩澤研究室(松尾研)がサポートする「松尾研発スタ […]

  • 2026年5月27日

No.984 売り先を変えて成功した好事例(フジクラ)   三品和弘(神戸大学名誉教授) 

  1.フジクラの光ファイバーケーブルは、ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)がデータセンターを増やす上で重要な製品となった。MC(顧客の命運を左右する事業かどうか)性が非常に高い事業といえる。  2. 注目すべきなのがフジクラの「出口」の切り替え方だ。出口とは「売り物」と「売り先」の組み合わせで決まる。事業立地を変えるには売り物を変えるというアプローチと、売り […]

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