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耳より情報

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

  • 2026年1月19日

No.916 地道な学習の積み重ね(独創性)   中村泰信(理化学研究所量子コンピュータセンター長) 

    1.一時期、日本の研究にはオリジナリティが足りない。もっと独創性を発揮しなければいけないと散々言われたことがありましたけど、違和感がありました。何もないところから独創性が生まれてくるはずはなくて、地道な学習の積み重ねがあって初めて新しいことが生まれてくると思います。  2.独創性の反対は人真似です。人真似というとあまりよいイメージはないかもしれませんが、最初は […]

  • 2026年1月17日

No.915 昔も今も、企業経営の基本は「全員戦力化」にある    守島基博(学習院大学教授、一橋大学名誉教授) 

    1. 私は「全員戦力化」を改めて提唱しています。「全員戦力化」は、「全ての人材を最有効活用していこう」というもので、多くの企業はこれまでも実践してきました。しかし、バブル崩壊後、人件費を抑えるために、人材の選別を始めました。上位2~3 割の層に給与等を傾斜配分し、それ以外を戦力外扱いにしたのです。  2. もう一つ大きな変化は、正 […]

  • 2026年1月15日

No.914 古典に学ぶ   時が満ちていない時は着々と準備して待つ 

    1. 時が満ちていないのであれば、焦らず待ちましょう。実力不足であれば、人は揃っていないのですから、「まだ準備が必要だ」と考えましょう。  2.ただし、タイミングを待つ間に自分の状況が整うように、着々と準備をしておくことが大切です。いざという時に動きやすくするために雑事を片づけておく、依頼が来た時によいパフォーマンスができるように技術を磨いておきまし […]

  • 2026年1月13日

No.913 大手5 社が9 割寡占する業界で「新市場」の可能性 

    1.回転寿司業態は、外食業界内で二つに大別される。かつて100 円均一寿司を提供していた「低価格回転寿司」と「グルメ系回転寿司」だ。低価格回転寿司は長年、「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイトとあきんどスシロー、くら寿司の3 社がしのぎを削っていた。激しい首位争いの末、11 年以降スシローが回転寿司業界のトップになった。  2 […]

  • 2026年1月11日

No.912 若手行員にも支店長への門戸が開かれた 

    1.地方銀行がメガバンクに負けじと「脱年功」へと舵を切っている。先駆けて年功序列を撤廃したのが山口フィナンシャルグループ(FG)だった。かつては最短でも40 歳手前にならないと支店長になれなかった。それを2023 年4 月に、役職ごとの最低在任期間や昇格試験を廃止し、人事考課や上司の推薦などの条件を満たせば年齢を問わず支店長になれる制度にし […]

  • 2026年1月9日

No.911 経営危機に哲学的対話 社員の内なる動機を引き出す    青井 浩(丸井グループ社長) 

    1. 2005 年に社長に就任して2 年目に経営危機に突入しました。いつ会社がつぶれてもおかしくない状況に陥ったのです。そんな逆境で役立ったのがリベラルアーツでした。私は文学部のフランス文学科卒です。文学や哲学、科学、歴史などを多く読みました。通常なら経営危機に直面した企業は、事業構造の転換や、大幅なコストカット、大規模な人員整理など外科手 […]

  • 2026年1月7日

No.910 古典に学ぶ   時と人が整うまで着々と準備せよ 

    1. 時至り、人が揃って物事がスムーズに動き始めるタイミングは、私たちの人生にも起こります。たとえば、仕事の依頼が来たり、趣味などで「これやってほしい」と頼まれたりする時は機が熟した状態です。  2. 逆にいえば、物事が思うように動かない時は、時が至っていないか、自分の状態が整っていないか、あるいは、両方か・・のいずれかだといえるでしょう。 (参考: […]

  • 2026年1月5日

No.909 「離職率たった3%の理由」   (住友金属鉱山) 

    1.非鉄大手の住友金属鉱山の採用活動は絶好調だ。同社は、毎年新卒と中途を合わせて100人強を採用しており、継続的に人員を獲得している。同社の離職率を見ると、過去10年間で1~3%と低位で推移している。全産業の離職率は15.4%、「鉱業、採石業、砂利採取業」は9%台で、突出して低いといえる。  2. 離職率を低く抑えられている要因の一つが、就職希望者と会社側との […]

  • 2026年1月3日

No.908 「尽己(じんこ)こそ人間の実生活に最も大事」   (安岡正篤) 

    1. 未開の地を拓くというように、拓くというと、人はその対象を外に向けがちだが、安岡正篤師は「一番の辺境(低開発地)は、実は自己なのではないか」といっている。自己という人間の辺境を拓くには人己(じんこ)、己を尽くすことが最も大事だと安岡師はいう。「(人己こそ)人間の実生活に最も大事である。自己というものをごまかさず、いい加減にしておかず、十分解明して啓発するこ […]

  • 2026年1月1日

No.907 各人が高い視座で全体を俯瞰(ふかん)すること    東原敏昭(日立製作所会長) 

    1. 日立はかつて、日本の終身雇用形態や男性中心社会の要素が組織内に残っており、金太郎飴のように画一的な意思決をする構造があった。今でこそ会議でみな自分の意見を主張するが、かつてはトップが意見を述べた際に他の者が何か反論できるような環境ではなかった。失敗を恐れて挑戦しない文化もあった。  2.日本と海外の考え方の違いは、一つにはジョブスタイルにある。 […]

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