- 2024年9月21日
インド工科大学生が日本企業を選ぶのは難しい
1.人口が中国を抜いて世界一になったインドで、モディ政権が3期目に入った。2029年の任期満了までにインドの経済規模は日本とドイツを抜き、世界3位になると予測されている。しかし、その割に日本企業の間で、「インドブーム」というほどの熱気は感じられない。何よりのネックは日本とインドの人的交流の乏しさではないか。23 年5月時点でインドから日本への留学生はわずか1612人である。 2.インド […]
1.人口が中国を抜いて世界一になったインドで、モディ政権が3期目に入った。2029年の任期満了までにインドの経済規模は日本とドイツを抜き、世界3位になると予測されている。しかし、その割に日本企業の間で、「インドブーム」というほどの熱気は感じられない。何よりのネックは日本とインドの人的交流の乏しさではないか。23 年5月時点でインドから日本への留学生はわずか1612人である。 2.インド […]
1.日本には江戸時代の鈴木正三、石田梅岩から、明治時代の渋沢栄一に至るまで、非常に実践的でしかも精神性にも富む優れた伝統的経済論がありました。西洋の経済学に勝るとも劣らない素晴らしい財産があるのに、あまり着目されていないのはとても残念なことです。 2.ただ私が言いたいのは、我々日本人はものすごい知的遺産を持っているということ。そしてそのことに自信を取り戻すべきだということです。欧米人が日本の偉人 […]
1.1990 年代後半から急速に進んできた多品種少量のものづくりでは、より多くの工程を1 人で担当する多能工が威力を発揮しました。でもここ数年で急速に人工知能(AI)が発達し、製造現場における効率化のあるべき姿も変わってきています。コンベヤー式に代表される大量生産型に戻るべき時が来ているのです。こんなことを言うと驚く方もいるでしょう。90 年代以降、ソニーやキャノン、NECなどの現場で多能工を育て […]
1. あなたは、自分をさらけ出して生きていますか?そう聞かれて、「はい」と答えられる人は少ないかもしれません。しかし、空海はいいます。 2. 自分を覆い隠していると長く地獄に苦しむ。しかし、心をさらけ出せば、真の仏の姿に出会える。だから、自分をいつわらず、ありのままの自分を出していくのだ、と。 (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社
1.これまで中堅企業には明確な定義がありませんでした。そこで今回、初めて政府として「(中小企業基本法で定められた)中小企業を除く、従業員数2000 人以下の会社」と定義し、これに該当する会社が国内に約9000 社あります。 2.そこで政府は2024 年を「中堅企業元年」と定め対策を創設しました。1つは3 年間で3000 億円の投資支援です。4 月末に公募が終わり736 件の応募がありま […]
1.栄西禅師(1141 年~1215 年)は「大いなる哉(かな)、心や」と喝破(かっぱ)された。「広大なるかな人間の心よ、天は空高くして極限がないが、それにしてもその心はその高さを超えて出でるものがあり、地は層が厚くして測ることができないが、それにしてもその心はその厚さの下をそれ以上にひろがり出るものがある。太陽や月の光も心の光に較(くら)べたら、その光を超え得るものではなく、したがって心の光は日 […]
1.社会全体でみると、入社以来、値上げを経験がないという社員もかなり存在する。そんな中では、どういう判断軸でどの程度価格を引き上げるのかという判断がなかなか難しい。価格を変えないという意思決定は、判断としてはシンプルなものだ。だからだ。何も動かさないのは容易だが、動かすとなると、どこまでどう動かすかは複雑な判断となる。 2.しかし、そもそも社内の仕組みやシステムとして、値上げすることが […]
1. 空海は、次のように諫(いさ)めます。自分が相手より高い立場にあったとしても、奢(おご)ってはいけない。たとえ損をしたような気持ちになっても、思いやりを持って接すれば、自分自身は満ち足りるのだ。 2. どんな人にも謙虚さと優しさを持って接すれば、何より自分の心が満たされ、穏やかな気持ちになれます。すると不思議なことに、不満やいら立ちが減っていきます。人間関係も円滑になります。 (参考:名取芳 […]
1.小売業界にとって、これからの5 年は優勝劣敗がいよいよ明確になる重要な転換点になるだろう。いま、小売業界にとって最大の逆風は、足元で吹き寄せる人件費高騰(こうとう)の嵐だ。今年の春闘では4 月時点で正社員の賃上げ率が5.49%、パートで6.11%と、大幅な賃上げとなった。労働集約的な小売業界において大きな負担増は免れない。 2.すなわち、これまで低賃金の労働力を前提に低収益でも存続してこられ […]
1.2024年4月に建設業や運輸業などで時間外労働の上限規制が適用された、いわゆる「2024年問題」について調査したところ(有効回答5099社)、経営に「マイナス」の影響と回答した企業は55.3%と半数を超えた。産業別で「マイナス」が最も多かったのは卸売業の65.8%で、建設業64.1%、製造業60.7%と続いた。 2.業種別で「マイナス」が最も多かったのは「パルプ・紙・紙加工品製造業 […]