- 2026年2月17日
No.931 アメリカンドリームは、決して真実ではない マイケル・サンデル(米ハーバード大学教授)
1. 1980年代以降の新自由主義政策やグローバル資本主義の拡大が所得格差と地域格差を広げました。成功者は、その成功が家庭環境や運に大きく依存している事実を忘れ、「自分の努力だけで成功した」と勘違いしがちです。この傲慢さが社会の分断を深めています。 2. 成功の中に占める「運の役割」と「努力の役割」を測定する客観的な方法はなかなかありませ […]
1. 1980年代以降の新自由主義政策やグローバル資本主義の拡大が所得格差と地域格差を広げました。成功者は、その成功が家庭環境や運に大きく依存している事実を忘れ、「自分の努力だけで成功した」と勘違いしがちです。この傲慢さが社会の分断を深めています。 2. 成功の中に占める「運の役割」と「努力の役割」を測定する客観的な方法はなかなかありませ […]
1.本当の経典の意味を知るために、自らインドまで旅した玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)は、「観自在」の人だった。人の役に立ちたいと思う時、どちらの方法もあり、その時々で在り方を選ぶことができる。 2. 「観世音」、「観自在」、どちらも同じであることは、相手を助けたいという思いと、人と自分が持つ可能性を信じていること。 (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」): […]
1.レアアースと切り離せない磁石の製造で、重希土類を使わない磁石を開発した企業がある。大手特殊鋼メーカーの大同特殊鋼(愛知県名古屋市)だ。ネオジム磁石の開発者として毎年ノーベル賞候補に名が挙がる佐川眞人氏を顧問に招き、ネオジム磁石の中でも「重希土類完全フリー」の磁石開発に磨きをかけてきた。 2.トランプ関税への対抗措置として中国がレアアースの輸出規制を強化し […]
1. 明治期の日本人の原動力となったものの一つに武士道精神があると思います。武士道精神の中核となる惻隠(そくいん)の情、誠実、正直、勇気、あるいは卑怯を憎む心。これらが江戸時代には町民や農民の間にも広がっていった。浄瑠璃にしても歌舞伎にしても講談にしても、武士道精神が出てきます。 教育の場では藩校や寺子屋が儒教をベースとして人としてのあり方を教えまし […]
1. 日本の若手が仕事や職場に求めるものは何かと問われれば、最近のキーワードは「成長実感」だ。そこで若者たちがイメージするのは専門的知識、スキルといった言葉だろう。他方、日本の組織ではマネジメントを学ぶ機会の不足、リーダーシップ教育を実施する時期の遅さ、研修の価値が軽く考えられる傾向がある。 2. メンバーが自分のイニシアティブで良いアイ […]
1. 泥沼に落ちていく人を助けるために、岸から手を伸ばし声をかけて励まし、その人が岸までたどりつく力を信じて引き上げる。それが「観世音」(かんぜおん)の世界。 2. 泥沼に落ちていく人を助けるために、自ら泥沼に入り、その人の身体を下から持ち上げ岸に押し上げようとする。それが「観自在」(かんじざい)の世界。 (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」): […]
1.多くの日本企業が海外展開に苦しんでいる中、日立が成長できたのは、M&A(合併・買収)を使って、事業ポートフォリオを入れ替えたのは大きい。(スイスのABBから送配電事業を買収して設立した)日立エナジーがいなかったら今この状態にないし、(アメリカのデジタルエンジニアリング企業の)グローバルロジックがいなかったらこの状態には絶対になっていない。 2.  […]
1. 戦略的変革の実践において、曖昧さを払拭し、チームをまとめ、成果を生み出すリーダーに必要な「マインドフルネス」(今、この瞬間に集中すること)。「今、この瞬間」に意識を集中できるリーダーこそが環境変化を的確に捉え、未来に向けてメンバーを導くことができる。 2. 従業員が変化を受け入れるためには、管理者は探究心と新しいことへの挑戦を奨励す […]
1. AIはハンマーのようなものです。ハンマーは非常に便利なツールで、家を建てることもできますが、人を殺すこともできます。AIは教育やより良い生活を提供する素晴らしいツールにもなり得る一方、多くの仕事を奪います。真剣に検討しなければ、人間の脳を破壊し、少数の利益を増やすためのドラッグとして使われる危険性があります。 2.世界で拡大する社会的格差を克 […]
1.密教では、私たち人間は、ふるさとである宇宙の根本から生まれてきたと捉えます。そして、皆、この世でひとときの「外出時間」を楽しみ、寿命を全うしたあとは、また宇宙の根本に帰っていくと考えているのです。 2,宇宙の根本とは、いわば「絶対安心」な場所です。 (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす言葉」):河出書房新社__