- 2026年2月27日
No.937 「経営トップの登竜門」(社外取締役)
1. 監督と執行が距離を厳密に取ろうとする環境下では、社外取締役というポジションを経営トップの登竜門として扱う対応はタブーに近かった。しかし最近は、高度人材である社外取を「次のリーダー」に据える動きが出ている。 2.「歴史的に見て、社内のリーダー育成が不足していた」。セブン&アイ・ホールディングス(HD)のスティーブン・ヘイズ・ディカス最高経営責任者(CEO)は […]
1. 監督と執行が距離を厳密に取ろうとする環境下では、社外取締役というポジションを経営トップの登竜門として扱う対応はタブーに近かった。しかし最近は、高度人材である社外取を「次のリーダー」に据える動きが出ている。 2.「歴史的に見て、社内のリーダー育成が不足していた」。セブン&アイ・ホールディングス(HD)のスティーブン・ヘイズ・ディカス最高経営責任者(CEO)は […]
1.ノーベル化学賞を受賞した京都大学の北川進先生が新聞記事の中で、教え子にいつも伝えている言葉として、2500年前に説かれた老荘思想の「無用の用」を挙げていました。北川先生は「無用の用」を通じて、一見役に立たなそうなものが重要な役割を担っていることを学生にいつも伝えていたそうです。まさに古典を現代の化学に生かしています。実際、先生がノーベル賞を受賞した研究は、誰もがどこにでもあると思 […]
1. 日本は長らく「選択と集中」という言葉が金科玉条のように扱われてきたがそれは誤りである。世界で成長するコングロマリット企業に学び、M&Aによる「多角化」を推し進めることこそ未来への投資である。だが、21世紀に入って四半世紀が経とうとしているのに、いまだに多くの経営者が「本業以外はやらない」「シナジーがない事業はやらない」と主張し、M&Aなどの提案を頭から否定する。&nb […]
1.一歩先を歩む人がいる。時折後ろを振り向きながら、ついてくる私たちを気にしながらも、前をまっすぐに向いて、歩みを進めていく。 2.君たちとは違うんだ、そんな上から目線ではなく。どうせ僕らは凡人さ、そんな世をすねた様子でもなく。 (参考:加藤朝胤修「超訳 般若心経」):リベラル文庫
1.レアアースの調達不安に、企業はどういう姿勢で臨むべきかについて、中長期的にはサプライチェーンの脱中国を進めるしかないが、すぐにできることではない。各国の動きを見ながら、在庫を厚めに持てる企業は持っておくのが賢明だ。 2.これまでは、必要なものを、必要なときに、必要なだけ生産・供給するジャスト・イン・タイムのような筋肉質の企業体質が評価されてきた。ただ今後 […]
1.富士通では、ITサービス事業を軸とした業態変化を支えているのが人事制度改革だ。20 代で部長級になったり、定年後に給与がアップしたりする例もある。経営戦略と人事戦略を連動させ、変化のスピードをさらに上げる考えだ。浅間康太郎シニアマネジャーは29 歳。2025年4月、入社5年目にして部長級に昇格した。今は20人強のチームを率いている。24年、ポステ […]
1. 1980年代以降の新自由主義政策やグローバル資本主義の拡大が所得格差と地域格差を広げました。成功者は、その成功が家庭環境や運に大きく依存している事実を忘れ、「自分の努力だけで成功した」と勘違いしがちです。この傲慢さが社会の分断を深めています。 2. 成功の中に占める「運の役割」と「努力の役割」を測定する客観的な方法はなかなかありませ […]
1.本当の経典の意味を知るために、自らインドまで旅した玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)は、「観自在」の人だった。人の役に立ちたいと思う時、どちらの方法もあり、その時々で在り方を選ぶことができる。 2. 「観世音」、「観自在」、どちらも同じであることは、相手を助けたいという思いと、人と自分が持つ可能性を信じていること。 (参考:加藤朝胤監修「超訳 般若心経」): […]
1.レアアースと切り離せない磁石の製造で、重希土類を使わない磁石を開発した企業がある。大手特殊鋼メーカーの大同特殊鋼(愛知県名古屋市)だ。ネオジム磁石の開発者として毎年ノーベル賞候補に名が挙がる佐川眞人氏を顧問に招き、ネオジム磁石の中でも「重希土類完全フリー」の磁石開発に磨きをかけてきた。 2.トランプ関税への対抗措置として中国がレアアースの輸出規制を強化し […]
1. 明治期の日本人の原動力となったものの一つに武士道精神があると思います。武士道精神の中核となる惻隠(そくいん)の情、誠実、正直、勇気、あるいは卑怯を憎む心。これらが江戸時代には町民や農民の間にも広がっていった。浄瑠璃にしても歌舞伎にしても講談にしても、武士道精神が出てきます。 教育の場では藩校や寺子屋が儒教をベースとして人としてのあり方を教えまし […]