- 2025年11月5日
No.877 年収1000 万円、7 人に1人(大企業)
1. 国税庁の民間給与実態統計調査では、23年時点で資本金10億円以上の大企業で、1000 万円超の給与を得た人は123 万人となり、13 年比で7 割増えた。割合で見れば11 人に1人から、7 人に1人になっている。大幅な賃上げが続いた24年以降は、さらに「年収1000 万円超」の人は増え […]
1. 国税庁の民間給与実態統計調査では、23年時点で資本金10億円以上の大企業で、1000 万円超の給与を得た人は123 万人となり、13 年比で7 割増えた。割合で見れば11 人に1人から、7 人に1人になっている。大幅な賃上げが続いた24年以降は、さらに「年収1000 万円超」の人は増え […]
1.「財を生(な)すに大道(たいどう)有(あ)り」。「四書」の一つ、『大学』にある名言です。個人にとっても、財を生すことは誰しもが望むことでしょうし、国にとっても、とりわけ財政が健全なることは大切なことです。その財を生すには「大道」があるといっています。更に今回の名言の前にある章句を読むと、もう一つの名言に当たります。「君子に大道有り」。徳治を行う人間自体に、大道がある […]
1. M&Aを積極的にやってきましたが、全て成功したわけではありません。成功に共通するのは、事業をそもそも経営していた社長や経営陣が会社を愛してやまず、われわれが買収した後も経営を続けているケースです。逆に会社の売却が目的で、買収後に経営者が辞めて日本から経営者を送り込まないといけないパターンは大体失敗しています。 2. 後継人材に求める […]
1.「一塵大嶽(いちじんたいがく)を崇(たか)くし、一滴広海を深くする所以(ゆえ)は、心を同じくし力を勠(あわ)するが致すところなり」(『性霊集』)。 2,一粒の塵(ちり)のような土や石が集まってそびえ立つ山となり、一滴のしずくが広く深い海をつくる。人も、同じ志を持って心を合わせれば大事業を成し遂げられる。 (参考:名取芳彦監修「空海 道を照らす […]
1.優れた発明は社会をガラリと変える。その具現化を支えるのが、日本の電子部品業界だ。多くのメーカーが世界シェア1位の製品を有し、総生産額は世界の30%超を占める。かつて隆盛を誇ったAV機器が同約18%、半導体は同約7%と凋落した一方で、今なお競争力を維持している。 2.その理由は、「ニッチであるかを問い続けてきた企業が多いからだ」と分析する。ニッチといえば他社が注目し […]
1.米国の大企業への対応で、ドナルド・トランプ米大統領は細部にまで立ち入ることに何のためらいも感じていない。トランプ氏は8 月7 日、半導体大手インテルの最高経営責任者(CEO)に公然と辞任を求めるなど、企業トップに経営方針を指示する傾向をさらに強めた。デトロイトの自動車メーカーに値上げをしないよう求め、小売りチェーン大手ウォルマートには「関税を吸収せよ」と要求。米ナシ […]
1, 未来は予測できない。経営はその前提に立つべきです。経営戦略を立て、「これしかない」と固執すれば社会の変化に対応できなくなります。ビジネスで大切なのは柔軟性です。特に大企業には変化を受容する懐の深さが欠かせません。また、経営者には時代の流れを俯瞰(ふかん)する目が求められます。 2, とはいえ大企業は決断までに時間がかかる。硬直的な組織だからでしょう。い […]
1.人生が、ひとときの夢だと思えば何でもできます。自分自身の人生ですから、どんな選択をしても「間違い」ではありません。もちろん、そうしたいのであれば、欲や執着はすべて捨てると決めてもいいでしょう。 2.かりそめでしかない世界と、その世界でしか生きられない自分という存在を受け入れてしまいましょう。そうすれば、自由ですがすがしい世界が広がります。 (参考:名取 […]
1.最初に他社から事業を買収したのは40 年前。人も技術も「混ぜる」ことで新しいものが生まれ、様々な可能性が生まれてくる。そこで2000 年以降、オイルフェンスやプラスチック擬木、不織布など18 の会社を順次グループに入れました。現在、連結売上高約620 億円のうち、約7 割は買収した企業が稼いでいます。 2.買収の結果、福井県に本社を置く当社は北海道から沖 […]
1.「天の将(まさ)に大任(たいにん)を是(こ)の人に降(くだ)さんとするや」『孟子』。意味は、天がこの人と見込んで、世の為人の為になる大仕事を任せようとする時には、必ず先ず行うことがある。それは、苛酷(かこく)な試練を与えることです。その人の心を苦しめたり、その志を挫折の方向に引っ張ったり、その筋骨が疲労の極致に至るほどの労働を与えたり、金や物が全く足りないほどの窮乏 […]