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耳より情報

  • 2021年12月21日

耳より情報2021年12月 No.135

在宅勤務が定着する(ホワイトカラー) 1.いったん広がった在宅勤務が、定着するかどうかに注目が集まっている。総合的に考えて、ホワイトカラーの職種に関していうと、コロナ後には週数回職場に通勤しながら、あとは在宅勤務という働き方が定着していくものと思われる。これはzoomなどのビデオ会議システムや、Slackなどのビジネスチャットを使い始めたからだ。週5回の通勤が週2〜3回に減少し、あとは自宅で働くと […]

  • 2021年12月19日

耳より情報2021年12月 No.134

浸透が遅れる日本のフェアトレード 1.フェアトレードとは、開発途上国の生産者から農産品などを適正な価格で継続的に購入することで、途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易の仕組み。近年、国連のSDGs(持続可能な開発目標)やエシカル消費(倫理的消費)が注目される中、フェアトレードの意義も見直されている。2.国際フェアトレードラベル機構(FI)や、世界フェアトレード機関などの国際認証機関の認 […]

  • 2021年12月17日

耳より情報2021年12月 No.133

今は、社会の根底が変わった 月尾嘉男(東京大学名誉教授) 1.1993年にクリントン大統領とゴア副大統領が情報社会をつくる政策を掲げ、日本もNTTはじめ情報社会を新たにつくると発表しました。それがちょうど日本が落ち目になった時期の最初です。一変した社会の仕組みに対応が遅れ、現在のような状態になったと思います。2.明治時代が始まって以来、日本では工業社会に合わせる政策が採られてきました。典型的なのは […]

  • 2021年12月15日

耳より情報2021年12月 No.132

真の人間の価値ある生活 (解説)いやしくも世に処し身を立てようと志すならば、その職業の何たるを問わず、身分の如何(いかん)を顧みず、始終自力を本位として道に背(そむ)かざることに意を専(もっぱら)にし、しかる後に自ら富みかつ栄ゆるの計を怠らざるこそ、真の人間の意義あり価値ある生活という事が出来よう。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会

  • 2021年12月13日

耳より情報2021年12月 No.131

格差是正と気候変動への対策 斎藤幸平(大阪市立大学大学院准教授) 1.新型コロナウイルス禍は、格差の拡大に拍車をかけた。雇用の調整弁とされる派遣社員など、非正規雇用を中心に多くの労働者が職を失い、困窮に陥った。コロナ禍以上に深刻な被害をもたらし、さらに多くの弱者を困窮させるのが気候変動だ。今年もドイツで洪水が起こり、山火事はトルコ、ギリシャ、米カルフォルニアと世界中で発生している。2.今後は食糧危 […]

  • 2021年12月11日

耳より情報2021年12月 No.130

オーラの形成過程 瀧澤中(作家・政治史研究家) 1.私の父はいまから8年前、最期はホスピスに入って逝きました。その時ホスピスの施設長の方が、「亡くなっていく方との別れ、悲しみを受け入れて仕事を続けていくためには、日頃からよい本を読んだり、先人に学んだりして幅広い教養を身につけておくことが大事だ」とおっしゃっていて、教養にはそういう力があるのだと改めて感銘を受けました。2.また、人を惹きつけるもの、 […]

  • 2021年12月9日

耳より情報2021年12月 No.129

社会的に責任ある企業で働きたい(若者の考え) フィリップ・コトラー(現代マーケティングの父・米ノースウェスタン大学経営大学院名誉教授) 1.最近のCEOには新しいポリシーが求められる。まず気候変動や持続可能性に対して何らかのスタンスをとる必要がある。さらに企業が懸命に採用する若者については、仕事と家庭などとのバランスが重要で、仕事一筋ではない。社会的に責任ある企業で働きたいと考えている。経営では今 […]

  • 2021年12月7日

耳より情報2021年12月 No.128

その身、その地位は無い (解説)およそ人としてその処世の本旨を忘れ、非道を行っても私利私欲を充たそうとすることがあったり、或いは権勢に媚びへつらってもその身の栄達を計らんと欲するは、これ実に人間行為の標準を無視したもので、かくの如きは決してその身、その地位を永遠に維持するゆえんの道では無いのである。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会

  • 2021年12月5日

耳より情報2021年12月 No.127

ワークエンゲイジメントの重要性 黒田祥子(早稲田大学教育総合科学学術院教授) 1.昨今、職場における「ワークエンゲイジメント」の重要性が広く認識されるようになってきた。ワークエンゲイジメントとは、「仕事に誇りややりがいを感じている」(熱意)、「仕事に熱心に取り組んでいる」(没頭)、「仕事から活力を得ていきいきとしている」(活力)の3つがそろった状態であり、バーンアウト(燃え尽き)の対概念として位置 […]

  • 2021年12月3日

耳より情報2021年12月 No.126

伝えるためには人の心を感じる力が必要 高田明(ジャパネットたかた創業者) 1.このコロナ禍で、伝えること、コミュニケーションの大事さが改めて認識された。国際紛争に社会の分断、すべての事象は伝わったか、伝わっていないかということに根本的な原因があるように思える。私が重要だと考えるのは、伝えたということと、伝わったということの違い。政治の世界や企業の世界でもそう、国民や消費者に自分たちの考えが伝わった […]

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