- 2021年8月7日
耳より情報2021年8月No.64
商業の機密性について (解説)元来商業は政治などに比較すれば、かえって機密などをいうことなしに経営して行けるはずのものであろう。ただ銀行においては事業の性質として幾分秘密を守らねばならぬことがある。例えば誰に何程の貸付があるとか、徳義上これを秘密にして置かねばならぬことであろう。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会
商業の機密性について (解説)元来商業は政治などに比較すれば、かえって機密などをいうことなしに経営して行けるはずのものであろう。ただ銀行においては事業の性質として幾分秘密を守らねばならぬことがある。例えば誰に何程の貸付があるとか、徳義上これを秘密にして置かねばならぬことであろう。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会
低コスト諸国からの調達の時代は終わる 上原修(日本サプライマネジメント協会名誉理事長) 1.世の中は、グローバル調達から、リスク調達へ変わってきている。低コスト諸国からの資材調達に走っていた時代は終わり、持続可能性を基盤とする新たなマインドセットが必要となった。今までと同じ意識で経済を動かすのではなく、SDGsの17目標を中核に捉え、そこへ効率化と柔軟性を取り組んでいくサプライチェーンマネジメント […]
積み重ね積み重ねても、また積み重ね 1.「積み重ね積み重ねてもまた積み重ね」。耐震構造理論の生みの親と言われる内藤多仲(たちゅう)(1886〜1970)の言葉である。昭和29年から33年にかけ、名古屋テレビ塔(180m)。大阪通天閣(100m)、東京タワー(333m)の建設に携わり、「日本の耐震建築の創始者」とうたわれた人である。一回では不十分。三回繰り返すことで、積み重ねるという言葉が真の威力を […]
スズキにかけた経営者人生「51勝49敗」(鈴木修スズキ会長)佃義夫(佃モビリティ総研代表) 1.約半世紀にわたってスズキをけん引してきたカリスマ経営者、鈴木修・スズキ会長が6月25日の株主総会で代表取締役会長を退任し、経営の第一線から身を引く。「49の失敗51の成功で51勝49敗だな」。鈴木修会長は、スズキに懸けた経営者人生を51勝49敗と自己採点した。2.1978年の社長就任時の売り上げは約32 […]
悪徳重役により秘密的行動が広まる (解説)現代における事業界の傾向を見るに、まま悪徳重役なる者が出でて、多数株主より依託された資産を、あたかも自己専有のもののごとく心得、これをわがままに運用して私利を営まんとする者がある。それがため、会社の一部は公私の区別なく秘密的行動が盛んに行われるようになって行く。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会
明暗を分けた資生堂と花王 1.新型コロナウィルスの感染拡大は人々の消費行動を一変させ、外出自粛(じしゅく)や在宅勤務の広がりで化粧品需要は大きく減った。化粧品業界の王者、資生堂は2020年12月期決算で売上高が前年比18.6%減の9209億円、最終利益は117億円の赤字に転落した。2.一方で、業界2位の花王は20年12月期の売上高は同8.0%減の1兆3820億円だったものの、最終損益は8.3%減の […]
新常態ワークスタイル(カルビー) 1.東京駅に隣接する高層ビルの22・23階。約500人が所属するカルビーの本社は今、出社率20〜25%程度で推移している。カルビーが難なく、テレワークを実践できたのは、前提となる社内制度が整っていたからだ。2000年代初頭から経費精算の社内の稟議(りんぎ)決裁を電子化し、会議資料のペーパーレス化を推し進めた。10年の現本社ビルへの移転を機に、フリーアドレスを全国に […]
今後10年で私たちの生活、ビジネス、産業が大きく変革する ピーター・ディアマンディス(「2030年すべてが加速する世界に備えよ」著者) 1.この本で読者に最も伝えたかったことは。「今後10年で私たちの生活のあらゆる側面、あらゆるビジネス、あらゆる産業が大きく変革する。コンピューター、センサー、ネットワーク、AI(人工知能)、ロボット、3Dプリンター、バイオテクノロジー、ブロックチェーンなど各種でテ […]
悪意競争をしてはならない (解説)これを要するに、何業にかかわらず、自己の商売に勉強は飽くまでせねばならぬ。また注意も飽くまでせねばならぬ。進歩は飽くまでせねばならぬのであるが、それと同時に悪意競争をしてはならぬということを、強く深く心に留めて置かねばならぬのである。 (参考:渋沢栄一「論語と算盤」):国書刊行会
自ら(小林喜光)「ヘビ」となって東電を再生できるか 1.東京電力ホールディングスの会長に、三菱ケミカルホールディグスの小林喜光会長が就任することが決まった。東電新会長に財界の超大物が就くのは喜ばしい限りのはずだが、なぜか東電グループ内ではおびえる声があるという。小林氏はこれまで各メディアのインタビューで、世界の変化に鈍感な日本企業の姿を「ゆでカエル」と鋭く批判してきた。2.さらに、小林氏は企業を変 […]