No.1055 社長は従業員第一主義、30 年間毎年賃上げしている    大薗誠司(ハンズマン社長) 

 

1.ハンズマンは、店頭に並ぶ商品の約7 割は年に数個売れるか売れないかの「死に筋」商品です。売れ筋商品ばかりでなく、売れない商品もあえて置き続けています。お客様から愛される店になるには、効率や利益を優先する戦略的な計算を完全に捨てる必要があります。 

2.ハンズマンでレジを通る商品の4 個に1 個はバーコードがありません。当社の特徴の一つは「ばら売り」に対応できるということです。釘1 本1 円から、がようし1 枚から、軍手も片手から買うことができます。「軍手の右手がよく擦れてしまうから右だけ欲しい」と言われれば、袋を破いてその場でばら売りをしています。 

3. 1 店舗当たり約100 人の従業員を配置しています。他のホームセンターの5 倍位に該当します。約1300 人いる従業員のうち、8~9 割は正社員です。現在、10 年以上勤めている人は700 人超います。定年制を設けていないので80 歳以上の方もいます。従業員がお客様第一主義で動くためには、社長は従業員第一主義で動かなければなりません。皆の給料を上げることが私の役目です。約30 年間、毎年賃上げしており、現在の平均年収は約580 万円とホームセンターではトップクラスになりました。

(参考:「日経ビジネス」2026 年7 月13 日号) 

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