No.1060 「5 年は負ける気がしない」半導体銘柄へ転身の成算 髙橋秀仁(レゾナック・ホールディングス社長)

 

1.昭和電工と旧日立化成が、2023 年1 月に統合され誕生したレゾナック・ホールディングス。戦略の中心に据えるのが、半導体材料への注力と親和性の薄い事業の再編だ。生成AI(人工知能)ブームに半導体業界が沸く中、レゾナックが進める半導体銘柄への大胆な転身は吉と出るのか。 

2. 我々の強みは、半導体の後工程における機能性材料の圧倒的なポートフォリオを持っていること。半導体業界の主要なプレーヤーは、それぞれ5 年先までロードマップを持っている。世界中のキープレーヤーの情報が直接集まるポジションにおり、他社とは情報の解像度や確度がまったく違う。開発競争で他社に一歩でも後れを取れば、すべてのシェアを失いかねない。 

3.年70~80 カ所ほど事業所や拠点を回っている。社員と直接対話することで、「社長が話を聞いてくれた」と思われるだけでなく、現場経験のない私自身の経験にもなる。現場の従業員から「高橋って結構面白いな、少し頑張ってみるか」と思ってもらい、それが2 万2000 人分集まればとてつもないパワーになる。そう信じて現場を4 年半、周り続けている。

(参考:「週刊東洋経済」2026 年8 月15 日・22 日号) 

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