- 2024年7月25日
市場介入が歪めた日本の経済構造 佐々木融(ふくおかフィナンシャルグループ チーフ・ストラテジスト)
1.日本は1993 年から2011 年までの19 年間に76 兆円もの円売介入を行った。これが結果的に日本の経済構造を歪めてしまったということはないのだろうか。当時も「円高は投機的な動き」として、大量の円売介入で対抗した。しかし、あれだけの貿易黒字を稼ぎ出していたのだから、円高になるのは当然のことだ。 2.それを正面から受け止め、円高でも生き残れる製造業だけが残り、そうでない企業は違う […]