耳より情報2021年7月 No.58

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

新常態ワークスタイル(カルビー)

1.東京駅に隣接する高層ビルの22・23階。約500人が所属するカルビーの本社は今、出社率20〜25%程度で推移している。カルビーが難なく、テレワークを実践できたのは、前提となる社内制度が整っていたからだ。2000年代初頭から経費精算の社内の稟議(りんぎ)決裁を電子化し、会議資料のペーパーレス化を推し進めた。10年の現本社ビルへの移転を機に、フリーアドレスを全国に順次拡大。14年に在宅勤務制度を始め、17年には利用日数や勤務場所の制限をなくした「モバイルワーク制度」を導入した。
2.「リモート工場見学」は20年11月に始めた。役員などによる社内の工場視察もオンラインに切り替えた。人事部門では半年ほど前に「カルビーラーニングカフェ」をスタートした。社員なら誰でも参加できるオンラインの「ゆるい勉強会」で、マインドフルネス、リーダーシップ、幸福学など社内外の専門家を講師に定期的に開催している。

(参考:「日経ビジネス」:2021年5月3日号)

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