耳より情報2023年5月 No.404

このコーナーは、代表理事・牧原が読んだ本や拝聴した講演会などから、印象に残ったものをピックアップしてお届けします。古今東西の耳より情報をどうぞ受け取ってください。

良いことが起こるよう環境を整える(運)ポール・シューメーカー(米ペンシルベニア大学ウォートン校教授)

1.運は偶然の産物以上のものだと理解することだ。確かに運は確率に左右されるが有利に持っていくことはできる。ベストを尽くし良いことが起こるのではなく(ダム・ラック)、良いことがより多く起こるよう環境を整える(スマート・ラック)のだ。ほとんどのビジネスチャンスは、運と備えが不明瞭に交錯する場所にある。惑星が一直線に並ぶ瞬間に常に備えていなければならない。狙い澄ました備えがなければ、多くの偶然のチャンスは、本人すら気がつかないうちに過ぎ去ってしまう。 

2.つまり「より意識的に備える視点」が大切だ。また、宝くじに当たるような愚かな運に、人生を託すべきでない。例えばプロゴルファーのゲーリー・プレーヤー氏が、長年にわたって自分が収めてきた勝利について、「練習すればするほど、ますます幸運になった」と振り返った。

(参考:「日経ビジネス」2023 年3 月13 日号) 

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