
1.2026 年1 月13 日に帝国データバンクが公表した2025 年の建設業の倒産件数によると、1 年間に発生した「建設業」の倒産件数(負債1000 万円以上、法的整理)は前年比6.9%増の2021 件となり、過去10 年で最多となった。
2. 倒産件数が増加傾向にある背景には、人件費や建材価格の高騰がある。積み重なるコストアップ要因に価格転嫁が追い付いていないのが現状だ。建設業界では、首都圏を中心とした再開発やデータセンターの建設ラッシュで請負需要が好調だが、価格転嫁が進んでいるのは鹿島などの大手にとどまり、業界全体に浸透していないのだ。
3. 帝国データバンクの倒産理由の内訳をみると、「物価高倒産」が最も多く240 件。次いで「後継者難」が120 件、「人手不足倒産」113 件と続いている。
(参考:「週刊ダイヤモンド」2026 年2 月21 日・28 日号)